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光文社文庫
着物の悦び―きもの七転び八起き

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747008
  • NDC分類 593.1
  • Cコード C0195

内容説明

着物の魅力について、余すところなく紹介したエッセイ。

目次

入門編(知識よりセンス;個性的という言葉のあやふやさ;店選びからすべてが始まる;店と恋愛関係を持つ ほか)
実践編(教養がいる帯合わせ;小物の色合わせ;帯の格ということ;着物のドレスダウンということ ほか)

著者等紹介

林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。’82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。’86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞受賞。’95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞受賞。’98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aki

8
着物着たい!けど始められない!のはやっぱり、着物の世界の敷居が高いと感じるから。敷居もだし、値段も高いと思ってる。でも、林真理子は自分が初心者の頃の経験や失敗談をもとにアドバイスを語ってくれていて、「私でも始められるかも?」と思わせてくれた。調べてみたらお手頃な着物もあるし、始めるきっかけが掴めてなかっただけなのかも。着慣れてる人からの視線や批評が痛く感じるかもしれないけど、それに負けないようにかっこよく着こなせるようになりたい…まずは1着揃えて、着付けを習うところからかな…2017/02/10

雨巫女

7
着物は、二十歳の頃の方が真剣でした。成人式・友人達の結婚式・初売りの日とか、一年間に何度も着てました。2010/08/15

黒猫

6
大変興味深く読めました!!まったくもって着物を着るような生活ではないですが、最近なぜか着物がすごーく着てみたいと思うようになりました。でも、やはり着物ってすごくお金がかかるものなのねとか、ルールがとても難しいのねとか、、なかなか最初の一歩を踏み出すの が大変そう。でも、最近ではポリエステルでできた着物とかも安く出ているみたいだし、ちょっと挑戦してみようかなーと言うのが今の心境であります。2015/02/25

黒木 素弓

5
“やっと着物の世界の入口に立ったばかり”の著者が、着物にのめり込んでいくストーリー。だから、専門書とは違った味わいがあります。“全く着物は女性そのものだ。こちらがケガをしなように適当に付き合おうとすれば、それだけのものしか返ってこない。心中するぐらいの気持ちでいれば、男と女の本当の悦楽を知ることができる。”というくだりには、苦笑いしながら納得しました。それにしても、着物にはいろんな決まりごとがいっぱいあるんですね。知らずに着ていた自分が恥ずかしくなりました。しかし、あとがきの“そこまで行く必要が本当にある2012/09/25

kyhitsuji

3
92年出版。 当時は普段着の着物エッセイなんてあまりなくて新鮮だったと思います。普段着といっても友人との会食や観劇、展覧会、お稽古の気楽だけどきちんとして行く場所への着物。 役に立ちそうな知識はメモ取りながら読みました。着付けの本には書いてない知識もあって為になりました。「染めの着物に織りの帯、織りの着物に染めの帯」なんて恥ずかしながら全然知らなかった(汗) 人の悪口も堂々と書くけど、自分の恥ずかしい経験も書くというスタイルなので読む人によっては微妙かもしれません。2015/05/21

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