• ポイントキャンペーン

光文社文庫
将監さまの橋

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334745059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

美濃・大垣藩で御用所祐筆番頭を務める桃田彦十郎は、竹馬の友人である八坂雅右衛門から隣家に住む郡奉行所同心・大隅高蔵の難儀を耳にした。高蔵が京詰めの時、質の悪い女に引っかかり、兄と称する男に脅されているという。しかも男は相当な剣の手練だそうだ。家中随一の剣技をもつ彦十郎は、律儀で真正直な隣人の危難を救うべく動くが…(表題作)。全九編収録。

著者等紹介

澤田ふじ子[サワダフジコ]
愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)卒業。1973年作家デビュー。「陸奥甲胄記」「寂野」で第3回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baba

14
柔らかい京言葉で語られる短編集。話される言葉は山本周五郎を思わせるかつての時代物の会話の様に重々しい武家言葉ですが、しっとりとした世界が描かれ、思いが広がるようです。2015/03/05

タツ フカガワ

9
9話の短編を収録。面白かったのは「短日の菊」。時代小説には仇討ちの話は多くありますが、なかでも印象に残る一編で、最後の最後に泣かせられました。2019/07/14

ぺしみち

1
面白い2013/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/537377
  • ご注意事項