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光文社文庫
寂聴ほとけ径―私の好きな寺〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 185p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334742584
  • NDC分類 185.91
  • Cコード C0195

内容説明

天台宗の総本山・比叡山延暦寺、西行ゆかりの吉野桜に囲まれた金峯山寺、徳川家三代が帰依した東京上野・寛永寺など、四季折々の美しさを秘めた寺を訪ね、その歴史、見どころを綴る『寂聴ほとけ径』第二弾。終章は、著者自身の庵である京都嵯峨野の花浄土・寂庵。いずれの寺々も、疲れた心に、安らぎと明日への活力を与えてくれる―。

目次

六道珍皇寺/西福寺/六波羅蜜寺(京都府)―六道の辻に響く迎え鐘
多田幸寺/神照寺(滋賀県)―湖畔の里に美しきみ仏たち
橘寺/岡寺(奈良県)―古都・飛鳥のこころ安らぐ寺
唐招提寺(奈良県)―鑑真和上の望郷の想い
高山寺(京都府)―燃え立つような紅葉の海
延暦寺(滋賀県)―比叡山三塔十六谷の聖域
法界寺(京都府)―名物は、奇祭「裸踊り」
清凉寺(京都府)―夜空に舞う美しき火の蝶
金峯山寺/如意輪寺(奈良県)―吉野桜の哀しみの歴史
寛永寺(東京都)―徳川三代が帰依した寺
鞍馬寺(京都府)―「天狗伝説」の宿る名刹
寂庵(京都府)―嵯峨野の花浄土

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。’57年、『女子大生・曲愛玲』で新潮社同人雑誌賞を受賞。’60年、『田村俊子』で田村俊子賞、’63年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。’73年、平泉中尊寺で得度。’92年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、’96年、『白道』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。’97年、文化功労者に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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