内容説明
失踪した恋人・昭彦を追って、テレビレポーターの路子は伊勢志摩へと向かった。そこで彼女は真珠養殖の会社社長・夕子と出会う。ミステリアスな美人社長と昭彦の間に、ただならぬ関係があるのではないかと感じとった路子は、事件の渦に飲み込まれていくのだった。優美な光沢を放つ真珠に隠された秘密が、愛を生み、死を引き起こす、傑作長編推理小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuu@mayu
8
『☆☆☆』2015/06/17
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
京都よりも伊勢志摩に行った回数のが多いので、本書は他の作品に比べて親しみが持てました。 真珠の話題は、人工真珠と模造真珠があることを知りました。 ミキモト真珠や田崎真珠のように知っている会社名があったので、 事件の舞台の会社も実在するのかと錯覚しそうでした。 真珠の真贋の見分けが難しいことがわかりました。 水族館は,何度もいったことがあるところなので、もっと具体的に動物たちの描写をして欲しいと思いました。 各都道府県ごとの事件を展開してもらえると嬉しかった。 2011/09/16
こみち
2
山村美紗さんの本を初めて読んだけど、ものすごく稚拙な気がした。なんだろう…。2012/11/23