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光文社文庫
あの夏に戻れなくても

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  • サイズ 文庫判/ページ数 266p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334733988
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

リストラに遭い、故郷に帰ってきた教子。実家とは言え、職を持たない身には、肩身が狭い。再就職活動もままならず、焦りが募る。何より、母親との意見の食い違いが教子を苦しめていた。そんな暗中模索、四面楚歌状態で、高校時代に憧れていた先輩と再会する―。新しい出会い、懐かしい再会を通して、自分と家族を見つめ直す物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナ

1
前半の独白?がだいぶきっつい。2013/05/03

蚊取り線香

1
リストラされ田舎に戻った27歳独身女性の奮闘記だが実際は家から全く離れないアダルトチルドレン系の話運び。上手く行かない現実の不満がハイテンションな一人称で綴られ、擬音ばかりかヨンダイ・ワカモノ・カレシ等あらゆる言葉がカタカナである事にまず驚く。2002年初版だが巷で言う『昭和の香り』を如実に感じられるという点で貴重かも。全てにおいて価値観が違い常に娘を縛る気の強い母と我慢して良い子でいたのに愛されないと思う辛い娘の関係は苦しい程描写されていたので、ホラーを書いていた時の落ち着いた文章の方が良かったと思う。2010/02/08

来津くう

0
本当はこれ再読です。まったく憶えていなかったけど…。コバルト時代の久美沙織大好きだったなあ。声真似が得意な女探偵(名前が思い出せず)とはるかのライトミステリがまた読みたい…。この話も昭和の香りがして懐かしくはある。冒頭の切れないセンテンス、あ~久美沙織節だわと思いつつ息切れ…たま~に読むのならいいのかもしれないけど…手放すかどうか、微妙な一冊。2016/10/03

Koning

0
ある意味成長譚なのだけど、昔コバルト読んでましたって人が大人になったんだけどなんか色々ダメで八方ふさがり気付いたらホントなにもないじゃんか。という人がどうしても脳裏にこびりついて(w。 そもそもの原案がなにやら雑誌の読者のお悩みらしいからそこからここまでよくぞというか。久々に楽しめたかも(しかし久美さんの本気付いてないのがまだまだあるなorz)2012/05/31

sao

0
★1.52020/12/07

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