内容説明
二階堂日美子に友人・今日子から占いの依頼が…。今日子の愛人・大月英一が何者かの脅迫電話に悩んでいるという。日美子の占った火伏せのタロットでの結論は、「三カ所で火災が起こり、人が死ぬ」だった!一週間後、連続放火事件が起こり、英一は焼死。死体の傍らには「火牙陰鬼参上」と焼き付けられた陶板が…!?二階堂警視が暴く悲しいまでの動機。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年1月14日、東京都生まれ。東京大学法学部を卒業後、横浜市役所へ勤務の後、作家に。1966年、『殺人の棋譜』で第12回江戸川乱歩賞を受賞。以後、推理小説界の第一線で活躍中
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