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KAPPA NOVELS
能登花嫁列車殺人事件

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  • サイズ 新書判/ページ数 294p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334077396
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報



西村京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
著・文・その他

内容説明

十五年前の映画「北の城の花嫁」の主演女優・宇野喜代子が七尾で殺された。雑誌編集者・黒木は、彼女が十五才で出産、渡米していたことを知る。米国で育った喜代子の娘でモデルの小賀れいらが帰国し、金沢で母の死の謎を探っていた。れいら主演で「北の城の花嫁」再映画化が決まるが、内容を巡る対立が発生。一方、れいらのマネージャーが襲われる。十津川は、れいらの父親が大物政治家・古賀代議士であることを知るが、京都でさらに殺人が!

著者等紹介

西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。’63年『歪んだ朝』で第2回オール讀物推理小説新人賞、’65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。’81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞、2004年、第8回日本ミステリー文学大賞、’10年、第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

119
カバーに本書の英訳題名「ザ・マーダー・ケース・オブ・ブライド・トレイン」とさり気なく書かれているのが新鮮でした。十五年前に撮られた映画「北の城の花嫁」の主演女優・宇野喜代子が観光列車「花嫁のれん」車内に花嫁姿で現れ七尾で下車した後に殺される。映画「北の城の花嫁」と大物政治家を巡る陰謀の物語は良いですが被害者・宇野喜代子の心理を十津川警部が深く掘り下げて解明してくれないのが不満でした。それに娘の「小賀れいら」も母の死に悲しみを見せないのも解せませんね。著者には事件の総括をもう少し丁寧にして欲しいと望みます。2018/07/19

たかひー

2
★★ なかなかなぁ。自分の嗜好が変わったのか、あまり楽しめず。列車は単に舞台として登場するだけだし。事件の手がかりや謎もトントン拍子で明らかになっていくし、きちんと解決されないまま物語が終わってしまうし。2021/06/25

エム

0
学生時代の4年間を金沢で過ごし、能登も知らないわけではないので、楽しみにして読み始めたが、結局なんだかよくわからない、思っていたのとは違う方向のお話でかなりガッカリ。 収穫は、花嫁のれんという列車が本当にあるということを知ったぐらい? 鉄道ミステリー、嫌いじゃないので手に取りましたが、鉄道、全然重要じゃないよね?みたいな。 2022/03/31

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