内容説明
各国が領有権を主張している南洋の島、海鳥諸島。その中のひとつ、鳥迷島に、右翼青年のグループ『日本青年魁別動隊』が上陸した。しかし、上陸早々、仲間のひとりが断崖から突き落とされた！わたしは、わたしが突き落とすのを見ていた…。グループの人間が次々と惨劇遭う。仕掛けているのは、わたしなのだろうか。わたしも、殺されるのだろうか。魔術的な筆致で紡がれる、傑作本格推理長編。
著者等紹介
山田正紀［ヤマダマサキ］
１９５０年愛知県生まれ。明治大学政経学部卒。１９７４年、「ＳＦマガジン」に「神狩り」を発表してデビュー、同作で第６回星雲賞を受賞する。『地球・精神分析記録』で第９回星雲賞、『宝石泥棒』で第１１回星雲賞、『機神兵団』で第２６回星雲賞、『神々の埋葬』で第４回角川小説賞、『最後の敵』で第３回日本ＳＦ大賞、『ミステリ・オペラ』で第５５回日本推理作家協会賞と第２回本格ミステリ大賞をそれぞれ受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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けいちゃっぷ
3
目くるめく幻想的ミステリ。続編が待たれます。2006/06/02
深沢ルミ
1
途中までの書き方で何となくわかってしまい、そしてラストもそのままだった。構成としての無駄はないし、全体として綺麗に閉じている。ただ期待していたような作品ではなかったかなー。面白かったのですけれどね。2014/02/08
藤堂雪耶
1
幻想ミステリ。謎が魅力的だ。真相は納得いかない人がいるかも知れないが、答えは目の前にあるので、個人的には、やられたと思った。2008/11/13
goldius
1
"わたし"は殺人事件を目撃する、が、犯人の姿形は"わたし"だった！?2008/11/25
すにふ
0
不思議な本。2014/04/17
