内容説明
浅見家のお手伝い・吉田須美子が警察に連行された!群馬県吾妻町で起きた、焼死事件の殺人容疑者としてである。事件の被害者・大戸美智夫は、政界に触手を伸ばす金融会社の専務で、妻・世志子とともに失踪中だった。さらに、日本舞踊桃陰流の幹部でもある世志子が、伊香保町ロープウエイの崖下へ転落死した。桃陰流の後継者争い、選挙資金をめぐる葛藤・伊香保で晩年を過ごした竹久夢二の不可解な過去―三つ巴の謎に挑む浅見光彦の前に、若き名取りが現われて…。名湯・伊香保を舞台に、戦慄と殺意が奔る。人気爆発の“ミステリーの名手”が、満を持して放つ“旅情ミステリー”の白眉。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ボトム
2
浅見光彦シリーズ。ドラマで見たことはあったのですが小説を読むのは初めて。謎解きよりは登場人物のやりとりがメインでそれが読んでいて楽しかったです。2016/04/22
take
1
『爽やかな名探偵』というイメージがある浅見光彦。物語に登場する女性とのちょっとしたやり取りの中にある爽やかさとそれに対する女性の言動に何か癒される気持ちがしました。推理、謎解きの明快さよりもそういった男女間の描写が印象に残った。2016/03/29
ココアにんにく
1
1992年以前に読了 挿絵
depo
0
浅見光彦シリーズ。ドラマでは榎木孝明が光彦を演じた。2020/02/19