カッパ・ビジネス ソビエト帝国の崩壊 - 瀕死のクマが世界であがく

小室直樹

光文社（1980/08発売）

• サイズ 新書判／ページ数 211p／高さ 18cm
• 商品コード 9784334011109
• NDC分類 302.38

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まさや]

著者は宮台真司氏の師匠でもある小室直樹氏です。佐藤優氏が2022年2月25日の東京大地塾で触れていたので読んでみました。難しいのかと思ったらとても読みやすい文章で書いてありました。つたないブログもやっています。よろしくお願いします🙇https://rocksalt1440.com/

2022/03/09

[MIRACLE]

ソビエト崩壊（1991年12月）の11年前に、ソビエト連邦の科学的な分析をとおして、内部崩壊の局面に至っていることを論じた本。本書の段階で、ウェーバー流の手法が登場しているのには驚いた。マルクス主義のユダヤ教的側面についての分析は見事である。また、ロシアは、ギリシャ正教を継承した。ギリシャ正教の聖俗一致は、ロシア人の人格のあり方を論じる上で重要（ソ連が国民の自由を抑圧できた背景）。なお、第三章の「日本を滅ぼす平和中立の虚構」については、『新戦争論』と同内容なので、色摩力夫氏の文章だと思われる。

2016/08/01

[三原城の守り人]

Ａ

2022/02/26