内容説明
『醜い中国人』の著者が40年ぶりで見た中国大陸の実態は?天安門事件の根源を問う衝撃レポート!
目次
風刺劇『キリスト、孔子、ジョン・レノン』―“オシッコの時間を統一し、思想を注射する国が、いい国であるわけがない”
中国知識人との対話―王若望・共産党除名大物作家との会見は、どのように妨害されたか
北京陥落の日―焦りがつのるばかりであった40年前の日々のこと
魯迅の悲劇―中国共産党は、どのように偉大な作家を汚染したか
北京大学での「民主主義」論争―なぜ「4つの近代化」でなく、「6つの近代化」が必要か
「柏楊文学賞」抹殺作戦―私の善意は、どのように葬りさられたのか
私の毛沢東批判―「天安門広場」にたたずんで何を考えたか
「人身売買市場」報告―下着姿の若い女性が値札をつけて売り飛ばされる堕落社会
わが故郷・河南省の惨憺たる光景―わが娘・素萍は毎日、とうもろこしがゆで生きのびていた
絶望の中国人―“われわれはもう何も信用しない。もうだれも信用しない”