内容説明
ニワトリのコッコねえさんに、赤ちゃんが生まれました。けれど、赤ちゃんはまるくて、のっぺらぼうのつんつるてん。目も口もありません。びっくりしたコッコねえさんは、はねをばたばたさせて、さわぎだしました―。十二支に選ばれた12ひきの動物たちを主人公にした昔話シリーズ。3歳から。
著者等紹介
谷真介[タニシンスケ]
1935年生まれ。日本文芸家協会会員。『台風の島に生きる』(偕成社)で第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞、1976年度厚生省児童文化福祉奨励賞受賞。「行事むかしむかし」シリーズ・全13巻(佼成出版社)で第15回巌谷小波文芸賞受賞
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。『十二さま』(国土社)で第22回小学館絵画賞、1973年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞受賞。『かまくら』(講談社)で1975年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞受賞。2006年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
15
なんぼなんでも、慌てすぎのニワトリねえさん。たまごも知らないなんて、おもしろすぎです。コッコかあさんになったねえさんは、それでもひよこを自慢してかわいがる明るいかあさん。2016/02/25
頼ちゃん
11
卵を産んでびっくりしてるところが面白い。でもかわいいにわとりねえさん。2019/05/16
しらたえび
4
子供があまり読もうとしなかったのですが、読み始めたら飽きずに読みました。子供の反応もそこまでなく、もうちょっと工夫があれば〜って感じでした。さっと読むにはいいかも。5歳8ヶ月2021/06/27
読み人知らず
2
生まれたての自分の子供と自分があまりにも違いすぎる。それはまぁ驚くのもむりはないわけで。2010/07/25
わくわくさん
0
主人公の、あり得ないのくらいあわてんぼうぶりにはつっこみどころいっぱい。2017/01/20