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感動ノンフィクションシリーズ
ぼくの夢は学校へ行くこと―バングラデシュ 紅茶畑の軒下教室から

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784333019939
  • NDC分類 K333
  • Cコード C8336

内容説明

学校へ行きたくても、貧困やさまざまな理由から、学校へ行くことをゆるされない子どもたち。心の底から「学びたい!」とさけぶかれらの力になりたくて、わたしの心は動き出した…。

目次

第1章 NGOへの参加
第2章 バングラデシュという国
第3章 シレットは紅茶の街
第4章 軒下教室
第5章 ジュトンという子
第6章 紅茶畑の一日
第7章 村人たちの心
第8章 ジュトンのお父さん
第9章 人間としての「名誉」を求めて

著者等紹介

今西乃子[イマニシノリコ]
1965年、大阪府岸和田市生まれ。シンガポールホテル勤務、航空会社広報担当を経てフリーライターとなる。小学校などで総合授業などの講師も務める。2002年に特定非営利活動法人「ESAアジア教育支援の会」理事就任。著書に『国境をこえた子どもたち』(あかね書房/第48回産経児童出版文化賞推薦図書)などがある

浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県市原市生まれ。東京写真専門学校(現・東京ヴィジュアルアーツ)卒業後、広告専門の撮影スタジオでアシスタントを務める。1984年独立、1990年写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。現在、企業広告・PR、出版関係を中心に活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

3
NGOで派遣されたのはバングラディシュ。シレットと言う町は紅茶の産地で村人の大半は日がな茶葉を摘む仕事。親も教育を受けた事が無いのでその重要性が理解出来ない。男は酒ばかり飲んでその日暮らし。未来を考えるスイッチが無いのだ。そんな親に教育の必要をまず説く事と、費用をNGOで負担する責務もある。これは13年前の本なのだが まだ改善は厳しいのではと思う。勉強が好きなジュトン君は あれからどうしたのだろう。2015/09/04

ワタナベ読書愛

0
ESAアジア教育支援の会の活動の一環としてバングラデシュで子どもたちと接した著者の、鮮烈な体験を生き生きと表現した現地レポート。私はお茶が好きで、紅茶をよく飲むが、お茶を作っている農家の人たちの暮らしは、非常に貧しく、子どもたちも小さいころから仕事を手伝い、学校に通えない場合も多いという。 村に医者も居ない、電気や水道も引かれていない、大人たちはその日暮らしで刹那的に生き酒を煽って、教育の意味が分からない…だれも同じだから、誰も異議を唱えない… 貧しさの内容が具体的に理解でき、何かしたくなった。2019/09/18

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