内容説明
長崎へ向かう作之進たちは難破船と遭遇。まるで、恐怖死したような形相の遺体を発見した。その夜、一隻の不気味な船が接近し、首のない幽霊が出現。船は混乱に陥った。一方、江戸の銀次たちは迷子探しの折、奇妙な体験をする。現場は、すすり泣きが聞こえると噂の「八兵衛石」がある切支丹山屋敷跡。拝み屋・隆心によると、首だけの亡霊が憑いているという。江戸と海上で起きた幽霊騒動。解決のため紀代が講じた奇策が両所を繋ぎ、過去の大乱の亡霊を呼び起こしてしまう!摩訶不思議時代活劇、好評第三弾!
著者等紹介
中谷航太郎[ナカタニコウタロウ]
広島県生まれ。早稲田大学卒。作家・写真家。2011年『ヤマダチの砦』で小説家デビュー。一躍注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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