内容説明
栃木県鬼怒川温泉の渓谷で、美女の溺死体が発見された。被害者は、東京から観光に来ていた女性四人グループの中の一人で、事故死か殺人と見られた。が、翌日、グループのもう一人が、またも溺死体で発見され、事件は一気に凶悪な連続殺人事件の様相を呈してきた。解決の見えない難事件にかかわった警視庁・元エリート警視の雨宮退介は、明晰な推理力と俊敏な行動力で、謎に包まれた犯人像を暴いていく。
著者等紹介
峰隆一郎[ミネリュウイチロウ]
1931年、長崎県佐世保生まれ。日大芸術学部中退。雑誌ライターを経て、’79年に「流れ灌頂」で問題小説新人賞を受賞。以後、時代小説、推理小説を多数著し、人気作家となる
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