世界史は病気が変えてきた―歴史のウラがわかる医学史入門

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世界史は病気が変えてきた―歴史のウラがわかる医学史入門

  • 坂井 建雄【著】
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  • 廣済堂出版(2023/10発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331524015
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 

内容説明

もし、伝染病がなければアメリカ合衆国は誕生しなかったかもしれない。文明の興亡を理系目線で読みとく!人類の命運を分けた病と突破口を開いた医学者たち。一人ひとりでは極めて脆弱なヒトという生物が知恵を寄せ合いたくましく命をつないできた奇跡の物語。

目次

第1章 ギリシャ・ローマを変えた病
第2章 カギはイスラム世界にあり
第3章 権威からの解放
第4章 サイエンスの飛躍
第5章 戦争が起爆剤という皮肉
第6章 テクノロジーの光と影

著者等紹介

坂井建雄[サカイタツオ]
1953年生まれ。解剖学者・医史学者。順天堂大学保健医療学部特任教授。1978年東京大学医学部卒。1986年同学部助教授、1990年順天堂大学教授(解剖学・生体構造科学)を経て、2019年より現職。2017年より2023年6月まで日本医史学会理事長も務め、現在は副理事長。医学史関連のほか、一般向けの著作も多く、明快な語り口で人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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trazom

121
世界史と病気の関係というテーマ性に惹かれて読む。最古のパンデミックがペロポネソス戦争、ローマが遠征で持ち帰る感染症、十字軍が齎したハンセン病と天然痘、モンゴル帝国からの黒死病、中南米への天然痘の拡散、大航海での壊血病、イタリア戦争の梅毒、第一次大戦とスペイン風邪等の話題が語られるが、世界史の説明が中学生並みに基礎的過ぎて冗長な印象は否めない。人体解剖の歴史、病原菌・ウィルスの発見、外科手術の発展(麻酔・消毒)など、病気の概念が「症状」から「臓器の病変」へと変化する医学史として素直に読む方が面白い気がする。2024/02/11

よっち

30
もし伝染病がなければ、アメリカ合衆国は誕生しなかったのかもしれない。歴史の分岐点にはいつも、さまざまな病気、そしてそれと戦った医学者たちの苦闘があった。医学史を絡めた文明の興亡を読み解いた一冊。ギリシャ・ローマ史に影響を与えた数々の疫病、イスラム世界から逆輸入された医書古典と東からやってきた感染症、解剖や活版印刷などタブーが一気に解禁された新しい時代、征服者のもたらした疫病、テムズ川の悪臭から始まった公衆衛生、戦争終結を早めたパンデミック、画像診断、臓器移植などなかなか興味深いエピソードが多かったですね。2023/11/06

スプリント

9
病気が与えた世界史への影響を年代をおって説明をしている。疫病の蔓延だけでなく治療方法の確立が世界史に与えた影響として政治のキーマンたちの治療による延命にも焦点を当てているところが面白い。2023/12/30

乱読家 護る会支持!

5
●古代ギリシャ時代。スパルタに勝利をもたらしたのは、アテネを襲ったパンデミックだった。 ●宗教改革により、遺体へのタブーが解禁され、人体解剖が盛んに行われるようになり、医学が急速に進展した。 ●西洋による大航海時代。スペイン、ポルトガルがアメリカ大陸にもたらした疫病は、先住民に広がり武器以上に征服を助けた。 ●コレラは、元々はインドの風土病。ヨーロッパ各国がインドの植民地化を進める過程で世界中に拡散された。コレラの感染拡大を機に、パリは都市機能が拡充された。 等、歴史の裏側には病気あり2024/04/09

ユウユウ

3
星2。なぜか文章には入りにくく流し読みで通読。 病気というものは単純な人の生き死にや、人口の増減だけではなく、時代の流れを変えてしまうものという視点は面白かった。 ペストでの人口減→大航海時代、コレラの流行→パリの都市計画など。2023/10/26

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