テスト氏・未完の物語 〈古典文庫3〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

テスト氏・未完の物語 〈古典文庫3〉

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 07時55分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784329003041
  • NDC分類 953

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまさん

31
 テスト氏は近代人の自意識が凝固したような存在であるけれども、私たちのなかにもテスト氏がいるかもしれない。明晰な理解力への果てしない欲求、超越や無限への志向、自分の唯一性等々をめぐって思索が展開する。自分が見知らぬ多くのもので作られているという恐怖や「知的」という巨大な言葉への疑問を提示する友人や、彼が「全身眼になったような意志の極限において」見出すのは生か死か神かと問う夫人がたたみかける。「自我という、おのれを全体と信じこんでいるが実はその瞬間的な部分にすぎないようなシステム」、テストはその証人なのだ。2018/11/24

三柴ゆよし

17
わからなくとも繰り返し読むべきである。特に「テスト氏との一夜」は。ヴァレリーにおいては、言葉が言葉として自律している(=言語の置換が不可能なところまで高められ固着されている)ため、こちらとしても字義通りに受け取るしかない、という読解の困難さを孕んでいるが、終わらせ、またはじめるための必読書であると思う。2019/04/27

tatsuki@竜樹

0
たしか立花隆氏が学生時代に読んだ本として紹介してて、気になったのでだいぶ前に。これがヴァレリーと私との出会いでした。以来私は、ヴァレリーのことがずっと気になっていて、今は片思い中wwwwみたいなね。はっきり言う。「面白い本」とは明らかに違う。けれどもこれは、ものを考えるという行為規範に多少の忠誠を示している人にとっては、極めて示唆的な著作であろうと思う。要はそういう本です。

ひでっち

0
正直言って、よく理解できませんでした。他のポール・ヴァレリーの本を読んでから再読したいと思います。2009/11/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/452941
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。