知的で、イキで、お洒落な 世界の広告たち

金子 秀之【著】

研究社（2010/03発売）

• サイズ B5判／ページ数 140p／高さ 26cm
• 商品コード 9784327377281
• NDC分類 674
• Cコード C0095

出版社内容情報

傑作と呼ぶにふさわしい海外の広告97点をオールカラーで紹介。全作品を10の切り口で分類し、その面白さや優れたテクニックを解説します。広告業界人、海外の広告や文化に興味がある方々のハートを鷲掴みにするビジュアルブック。

内容説明

広告は商品を知らせるだけではない。人を楽しませてくれる。笑わせてくれる。唸らせてくれる。世界の広告を見れば世界の国々の人情が見える。センスが分かる。発想術が解る。ここに集めた傑作９７点。

目次

１　広告はパロディーがお好き
２　比喩の上手なコピーの広告
３　美しいエアラインの広告
４　セックスと肥満をテーマにした広告
５　説得力のある出版物の広告
６　広告の言葉あそび
７　考えさせる広告（コピーのない広告）
８　催し物の広告
９　奇抜な屋外広告
１０　ビジュアル・ユーモア、ビジュアル・ショックの広告

著者等紹介

金子秀之［カネコヒデユキ］
早稲田大学商学部卒業。資生堂宣伝部にコピーライターとして入社。その後、ＴＶのアートディレクターとしてＭＧ５、ＢＲＡＶＡＳ、資生堂石鹸のキャンペーンを担当、前田美波里のサマーキャンペーンを企画。日本で最初の海外ロケを実施した。中村誠氏、水野卓氏、松永真氏などと資生堂宣伝部の黄金時代を築く。１９７３年博報堂のクリエーティブディレクターに。サントリーの（ブランデー、水で割ったらアメリカン）キャンペーンをてがける。１９８５年博報堂国際制作室長に、１９９３年有限会社クエスターを設立、国内広告キャンペーンを雑誌『ブレーン』に連載（１９９４／１１～１９９７／３）、海外広告はＥｓｑｕｉｒｅ（２０００／２～２００１／３）、『英語教育』（１９９８／４～２０００／３）に紹介（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[＞＜]

初版2010年。世界のポスターには、日本には見られないデザインのポスターがいっぱいある。日本では煙たがられてしまいそうなデザインもあって、世界って広いなーと思う。

2014/07/20

[つくし]

ビジュアルによるメッセージ性が強いものもあれば、添えられたコピーによってセンスがきらめくものもある。制作の意図や背景とともに紹介。ダブルミーニングなどの解説もあるので、どういった点が知的で、イキで、お洒落なのか教えてくれる本でした。

2023/07/12

[かりん]

3：積読本。ふむふむ、と読んだが、発見はあまりなかったかなー。3000円にしては。

2012/12/11

[くさてる]

海外の広告の、主にポスターとコピーの組み合わせで表現されているものを選んで構成されています。化粧品から車、イベントなど、扱われている内容は様々で、エロティックなもの、美しいもの、ユーモラスなものまで、カテゴリーで分けられています。カラー写真にシンプルな解説が添えられて、分かりやすいです。

2010/04/27

[メガネねこ]

★★★★広告とは文化そのものだから、その文化圏に生まれ育った人々にしか基本的には解せないものである。だから、世界の広告を解釈するには、前提として、その国の文化の感覚を身につけて置かなければならない。 同じ表現をとっていても、国によっては意味するところが全く違ってくるものもある。本書にでてくるパロディやユーモア、ウィット、ダブルミーニングも解説があればこそわかるが、一見ぴんとこないものがあるのも確かである。 そんな解釈の障壁はあるものの、インターネットで繋がっているグローバル化した世界においては、そ

2010/08/23