内容説明
高度化・複雑化する世界で、どのように人を育て、人が活躍できる社会にするのか。初等・中等・高等教育から就職後の各段階における課題の解決策を提案する。
目次
人材の育成と活用を巡る諸問題
１ 就学期における人材育成（初等中等教育における政策評価の手法と現状―責任ある人材育成に向けて；学力を決めるのは学校か家庭か―アジア主要国の比較分析）
２ 就学期から就業期への移行（大学から職業への移行過程と人的資本形成）
３ 就業期における人材育成・活用（企業における人材育成；関係特殊的人的資本の明と暗―転職行動にみる人的資本の損失）
４ 人材の競争力（学習効果を意識した高等教育改革の実現に向けて―学生調査から見えてくる学生の現状；大学における英語教育及び対社会人英語教育―人材育成の視点から）
５ 人材の育成・活用と社会の意識（人材育成・活用の基盤としての学歴意識の実像）
６ 人材の育成・活用に関する諸外国における取り組み（イギリスの人的資本の蓄積に向けた政策対応；フランスの人的投資に関する取り組み ほか）
