開発経済学と台湾の経験―アジア経済の発展メカニズム

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開発経済学と台湾の経験―アジア経済の発展メカニズム

  • 朝元 照雄【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 勁草書房(2004/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 214p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502547
  • NDC分類 332.224
  • Cコード C3033

出版社内容情報

開発経済学の手法に忠実に則って、台湾経済の発展過程と政府の役割を分析する。

本書では、転換点モデル及びクズネッツの逆U字型曲線を使い台湾経済の発展過程を実証研究したのち、スカイライン・マップ分析により日本と台湾の産業連関分析を考察する。さらに、RCA指数と貿易特化係数を使い重層的追跡過程からプロダクト・サイクル理論の生成─成長─成熟─衰退の軌跡を観察する。また、政府の役割、産業政策の具体策とその国家の制度能力、中小企業の役割に言及する。

関連書:同著者 『現代台湾経済分析』(小社刊)


第1章 転換点と逆U字型曲線
──開発経済学による実証研究──

1. 転換点と逆U字型曲線の理論
2. 賃金変化の趨勢
3. 転換点の確認
4. 賃金格差と所得分配:逆U字型曲線の検証

第2章 日台産業連関分析
──産業構造のスカイライン分析と構造変化──

1. スカイライン分析
2. 台湾の産業連関分析
3. 日本の産業連関分析

第3章 産業の国際競争力分析
──欧米・日本・アジアNIEs・中国・東南アジア──

1. 国際競争力の構造様態(1):民生用電子機器と家庭用電気機器
2. 国際競争力の構造様態(2):通信機器と事務用機器
3. 製品の国際競争力の重層構造

第4章 経済発展戦略と政府の役割
──台湾のケース・スタディー──

1. 経済の発展過程における農復会の役割
2. 経済の発展過程における経済計画機構の役割

第5章 産業政策と国家の制度能力
──台湾のケース・スタディー──

1. 幣制改革と農地改革(戦後~1940年代)
2. 輸入代替工業化(1950年代)
3. 輸出志向工業化(1960年代)
4. 第2次輸入代替工業化(1970年代)
5. 産業の高度化と経済の自由化・国際化(1980年代)
6. グローバル時代のハイテク産業発展期(1990年代)
7. 緑のシリコン・アイランド構築期(2000年以降)
8. 国家の制度能力の検証

第6章 経済発展における中小企業の役割
──台湾のケース・スタディー──

1. 中小企業の定義、発展時期と位置づけの変化
2. 貿易動向と海外投資の動向
3. 雇用動向と賃金動向
4. 財務管理、資金調達と運用の実態

初出論文
あとがき──開発経済学を知るための文献
事項索引
人名索引

内容説明

開発経済学の手法に則って、台湾経済の発展過程を分析するとともに、政府の役割、産業政策の具体策とその国家の制度能力、中小企業の役割に言及する。

目次

第1章 転換点と逆U字型曲線―開発経済学による実証研究
第2章 日台産業関連分析―産業構造のスカイライン分析と構造変化
第3章 産業の国際競争力分析―欧米・日本・アジアNIEs・中国・東南アジア
第4章 経済発展戦略と政府の役割―台湾のケース・スタディ
第5章 産業政策と国家の制度能力―台湾のケース・スタディ
第6章 経済発展における中小企業の役割―台湾のケース・スタディー

著者等紹介

朝元照雄[アサモトテルオ]
1950年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科経済学専攻博士課程修了・博士(経済学)。株式会社日立製作所技術部主任・副参事、ハーバード大学フェアバンク東アジア研究センター客員研究員(1996~97年)を歴任。現在は九州産業大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。