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有罪捏造

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784326450992
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C0032

目次

事件
疑問
起訴
検察立証
反証
無罪と有罪と

著者等紹介

海川直毅[ウミカワナオキ]
1974年生まれ。1998年一橋大学法学部卒、第52期司法修習生、2000年4月弁護士として大阪弁護士会登録と同時になにわ共同法律事務所入所。大阪弁護士会情報問題対策委員会副委員長、同人権委員会委員、日弁連人権大会シンポジウム実行委員、同情報問題対策委員会幹事等を歴任。2008年10月より弁護士法人なにわ共同法律事務所東京分室開設と同時に東京弁護士会に登録換え(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Maiラピ

23
2004年の大阪地裁所長,俗に言うオヤジ狩り事件の担当弁護士が生々しい有罪捏造の実態と構造を明らかにするルポ。一般読者向けではなく、法曹関係だと面白いのかも。世間の人がもっと知るべき酷い内容なのだけど、弁護士の筆致で淡々と事実を記載、ノンフィク作家のような読者を惹きつける筆力に欠け読み辛い。その反面、警察や検察の犯人特定の過程や裁判の過程、裁判所の内情や弁護士間の微妙な関係などよくわかる、一長一短。警察の暴力的な取り調べに、昭和かよ!って突っ込みたくなった、今もこんななの?!2012/08/16

壱萬弐仟縁

4
弁護士が描くルポルタージュ。親父狩り。そんな事件もあったのを想起(3頁)。記述はブログ風。事実は変えられないという感じもしてくる。松本サリン事件も冤罪。痴漢冤罪というのもあるが、やっていないのに嵌められる、というのは人権侵害の中でも深刻。裁判は公正、中立な立場で第三者が客観的にみてどうなのか、と思うが、トラブル解決能力のない輩には必要と思う。開き直る人たちにはわからせないといけない。本書の事例は志布志事件のようなケースかとも思える。誘導尋問。警察による初めから犯人扱いしていては冤罪は後を絶たない。撲滅法?2013/03/11

ゆう

0
弁護人の活動がリアルに伝わっている。2012/07/20

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