それでも私は親米を貫く

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それでも私は親米を貫く

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784326351329
  • NDC分類 319.105
  • Cコード C3031

出版社内容情報

最近の日本には、アメリカに対するかなり大きな反発がある。勝手で自己中心的で迷惑かつ危なっかしい存在だという反米・嫌米気分である。アメリカを嫌うのも非難するのもかまわないが、誤って捉え無責任に批判するのは百害あって一利なしではないか。アメリカとの緊密な関係維持が重要と思うゆえに、あえて親米を名乗ると著者は明言する。本書は、偏見や予断を排し、正確に素直にアメリカを理解しようとする最新の論考からなる。抽象的ではなく、身近で等身大のアメリカを描き、日米関係のゆくえを真撃に見すえる。

 同著者に『アメリカン・ロイヤーの誕生』『海の友情』(ともに中公新書)、『変わらぬアメリカを探して』(文藝春秋)、『トクヴィルとアメリカヘ』(新潮社)など


親米という立場
対米支援して何が悪い
二〇〇一・九・一一 私の体験
廃墟の叫び、そして瞑想


瘠我慢の対米外交
日本が合衆国五一番目の州になれば……
五〇年続いた秘密


素顔の防人たち
アメリカのサムライ
私と海上自衛隊
新法と自衛隊法改正の意味


米国のロースクール
アメリカの司法制度から学ぶこと
訴訟社会アメリカと日本企業の対応
アメリカ憲法に見る官と民
福澤諭吉とアメリカ憲法
改憲への機運、議論に期待


結局は人と人との関係ではないか
日本は戦争責任をいかに考えるべきか
憲法を守るとき 守らないとき
東アジアにおける連邦国家のすすめ
公権力行使のすすめ
長期的視点で国事を考える仕組みを
大統領選にみる米国の民主主義
海上自衛隊と米海軍の交流
故郷へ帰れない境遇に置かれたら……
相互信頼に基づく日米関係の大事さ
あなたが外務大臣なのですよ
ある海上自衛官の死
宮沢元総理、軍人がお嫌いなのですか
どんな逆境に置かれても
えひめ丸と「日米海軍」の絆
それでもアメリカが嫌いですか
日本版ロースクールの現実
たかが憲法、されど憲法
「イラク」で日本が取るべき立場

おわりに
初出一覧


内容説明

反米・嫌米感情の広がりに抗して、具体的で等身大のアメリカ像を提示する。日米関係に注ぐ暖かく冷静なまなざし。

目次

親米という立場
対米支援して何が悪い
二〇〇一・九・一一私の体験
廃墟の叫び、そして瞑想
瘠我慢の対米外交
日本が合衆国五一番目の州になれば…
五〇年続いた秘密
素顔の防人たち
アメリカのサムライ
私と海上自衛隊〔ほか〕

著者等紹介

阿川尚之[アガワナオユキ]
1951年東京に生まれる。1977年ジョージタウン大学外交政策学部卒業、ソニー株式会社勤務。1983年ジョージタウン大学ロースクール卒業。1987年ギブソン・ダン・クラッチャー法律事務所勤務ののち、西村総合法律事務所に勤務。1999年慶応義塾大学総合政策学部教授。2002年9月より駐米公使
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。