分散する理性―現象学の現象

分散する理性―現象学の現象

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  • サイズ B6判/ページ数 264,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784326152155
  • NDC分類 116.7
  • Cコード C3010

内容説明

経験、共存、日常、知―4つのテーマをめぐり、われわれの経験のある閉じることのない動性を豊かに描き出す。

目次

日常の薮のなかで―「日常性」の解釈と批判
一貫した変形―デフォルマシオンとしての経験
共存のポイエティック―間主観的世界の生成
分散する理性―「究極的な基礎づけ」という理念の批判
補論 存在の作業場―ウィリアム・ジェイムズの〈経験〉論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえ

4
「ひとつ思い出しておきたいのは、デュルケームのジェイムズ批判である。デュルケームもまた、ジェイムズのプラグマティズムが思想と人間の生活との密接な関連を回復させたことを功績として認めながら、それが<論理的功利主義>への転落の危険に対する歯止めの視点をまったく欠落させていることをするどく批判している」「ジェイムズの基本的主張の一つでもある<世界の可塑性>という概念は、実在が歴史的に生成するものであることをわれわれに示している」2016/07/05

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