出版社内容情報
金融業務能力検定(一般社団法人金融財政事情研究会主催、CBT方式)「金融業務2級 事業承継・M&Aコース」の受験者の学習の利便をはかるためにまとめた試験問題集です。本書の問題・解答部分だけではなく、解説部分も含めて学習することで、より高い学習効果が期待できます。
近年、中堅・中小企業では、経営者の高齢化が進むなか、後継者をどのように確保し、事業を円滑に承継していくかが大きな課題となっています。企業支援の専門家にとって、これらの課題について経営者とともに考え、最善の道を探っていくことは、必須のコンサルティング項目といえます。本書は、事業承継に関する基本的な知識や中小企業のM&Aにおいて押さえておくべき基本事項を中心に構成されています。
2023年版では、2022年度版からの大きな変更点はありませんが、一部の問題と解説をあらため、より分かりやすい解説に構成しています。
第1章 事業承継関連税制等
第2章 事業承継関連法制等
第3章 M&A基礎知識・関連会計
第4章 M&A関連法制等
第5章 事業承継・M&Aコンサルティング(総合問題)
内容説明
2023年7月1日~2024年6月30日実施の金融業務2級事業承継・M&Aコース(事業承継・M&Aエキスパート認定試験)に対応!CBT方式で通年受験可能!
目次
第1章 事業承継関連税制等(事業承継ガイドライン;企業のライフサイクルと金融機関のかかわり ほか)
第2章 事業承継関連法制等(会社法(金庫株制度)
会社法(種類株式) ほか)
第3章 M&A基礎知識・関連会計(中小企業における事業承継の選択肢(各手法のメリット)
中小企業における事業承継の選択肢(各手法のデメリット) ほか)
第4章 M&A関連法制等(株式会社の登記;M&Aの手法比較(株式譲渡) ほか)
第5章 事業承継・M&Aコンサルティング(総合問題)(相続人の範囲と順位・相続分;相続税額の計算および申告と納付 ほか)