出版社内容情報
【解説】
本書はこのシリーズの他の巻とは違って,最先端の研究の紹介ではなく,結晶成長の物理的な基礎を解説する教科書である。最先端の研究を理解するための基礎知識を提供することを目的とし,最新の研究内容にふれながら,基本的概念を詳しく説明した。対象とする読者は,理工学系学部の4年生,修士課程の大学院生で結晶成長,表面物理に関連した分野を勉強している人や,結晶成長に関連ある仕事に携わり,その基礎を学びたいと考えている人たちである。
【目次】
はじめに・結晶成長のための統計熱力学・ゆらぎと結晶核の生成・結晶表面の構造とラフニング転移・成長の駆動力と結晶の形・結晶成長機構・結晶成長のモデル・拡散場中での結晶の形態形成
内容説明
本書は、結晶成長の物理的な基礎を解説する教科書である。最先端の研究を理解するための基礎知識を提供することを目的とし、最新の研究の内容にもふれながら、基本的な概念を詳しく説明した。
目次
1 はじめに―結晶の誕生と成長
2 結晶成長のための統計熱力学
3 ゆらぎと結晶核の生成
4 結晶表面の構造とラフニング転移
5 成長の駆動力と結晶の形
6 結晶成長機構
7 結晶成長のモデル
8 拡散場中での結晶の形態形成
9 おわりに―結晶成長理論のこれから
著者等紹介
上羽牧夫[ウワハマキオ]
1980年名古屋大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。現在、名古屋大学大学院理学研究科助教授。理博
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