出版社内容情報
【解説】
現代物理学の成立過程や特徴など科学史的内容を盛り込むとともに,物理学で用いられる数学についても丁寧な説明を加えた親しみやすい教科書。
【目次】
物理学を学ぶ前に・質点の力学・質点系,剛体および連続体の力学・振動,波動と光・熱学・付録
内容説明
本書は、型にはまった大学受験用の物理学に慣れ親しんだ学生諸君の固定観念を打破するのに苦心しつつ、もっと自由な本来の物理学の考え方に親しめるよう“誰でも読めばわかる”をモットーに執筆したものである。特に各節ごとに本文の理解を深めるのに必要なやさしい問をたくさん用意した。
目次
0章 物理学を学ぶ前に(ギリシャの自然学;現代科学の特徴)
1章 質点の力学(円運動と単振動;運動量と角運動量;万有引力と惑星の運動)
2章 質点系、剛体および連続体の力学(質点系の運動;剛体の運動;流体)
3章 振動・波動と光(振動;波動;弾性波動)
4章 熱学(気体の法則;熱と熱機関;気相・液相・固相)