数学のかんどころ<br> 群論、これはおもしろい―トランプで学ぶ群

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数学のかんどころ
群論、これはおもしろい―トランプで学ぶ群

  • 飯高 茂【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320019966
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3341

出版社内容情報

本シリーズは,数学の急所と思われる部分,理解に困難を感じると思われる部分,また数学全体の理解に役立つと思われる部分を要点ごとにコンパクトにまとめたシリーズである。第16巻の本書は,群論を初めて学ぶ人のために,その重要性がよくわかるように工夫された入門書である。本書のカバーする範囲は群の初等的理論に過ぎないが,泥臭くとも具体的な例を多く扱い,その手ざわり感が伝わるように努めた。読者は,抽象的な群を身近な存在として感じることができるだろう。

【詳細目次】
第1章 トランプと群
1.1 カードを切る
1.2 数の合同
1.3 ある半群
1.4 2n枚のときのシャフリング
1.5 群の定義
1.6 群の基本性質
1.7 指数法則
1.8 第2指数法則
1.9 加法群
1.10 巡回群
1.11 元の位数
1.12 ラグランジュの定理
1.13 コセット分解
1.14 下から3枚取って
1.15 ユークリッドの補題
1.16 剰余環での除算
1.17 整数の剰余環の乗法群
1.18 原始根
1.19 ガウスの定理の証明
1.20 アルティンの予想
1.21 平方剰余
1.22 群の直積
1.23 オイラー関数
1.24 掛け算でカードを切る
1.25 フェルマーの小定理
1.26 群条件の緩和
1.27 第1章の問題

第2章 置換とサイクル
2.1 奇数枚の場合
2.2 置換表示
2.3 サイクル
2.4 置換群
2.5 サイクルに分解
2.6 第2章の問題

第3章 群の一般論
3.1 3次対称群
3.2 いろいろな例
3.3 部分群の性質
3.4 部分群の例
3.5 位数の小さい群
3.6 正規部分群
3.7 商群
3.8 群の準同型
3.9 群の同型
3.10 第2同型定理
3.11 コーシーの定理
3.12 位数6の群
3.13 交換子群
3.14 第3章の問題

第4章 いろいろな群
4.1 2面体群
4.2 直交群
4.3 4元数群の基本関係式
4.4 交代群
4.5 群の作用
4.6 循環小数
4.7 ダブルコセット
4.8 中心
4.9 共役
4.10 正規化群
4.11 群の同型群
4.12 内部自己同型
4.13 p群
4.14 Sylowの定理
4.15 位数15の群
4.16 第4章の問題

目次

第1章 トランプと群(カードを切る;数の合同 ほか)
第2章 置換とサイクル(奇数枚の場合;置換表示 ほか)
第3章 群の一般論(3次対称群;いろいろな例 ほか)
第4章 いろいろな群(2面体群;直交群 ほか)

著者等紹介

飯高茂[イイタカシゲル]
1942年5月29日千葉県生まれ。県立千葉高校卒業。東京大学理学部数学科卒業、同大学院理学系研究科修士課程数学専攻修了。東京大学理学部助手、専任講師、助教授を経て1985年から学習院大学理学部教授。理学博士。専門は代数幾何、とくに代数多様体の双有理不変構造の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

15
再読。問題もなるべく解きながら、じっくり読んだ。置換とトランプのシャッフルを繋げて話を展開していくのは面白いが、一般論に入ってから急激に難しくなる。二面体群などは「絵」を用いた説明が欲しいように思う。2022/02/19

オザマチ

15
再読。ちょっと説明に変なところがある(後で定義される言葉を先に使っていたりする)が、色々と例を挙げて抽象的な群論のイメージを持たせようという意思が感じられる。p.130の循環小数に群論が絡んでくるという話は面白かった。数と計算についてより深く理解するために、代数学の概念が有用であるということが分かった。2021/08/22

takao

1
応用事例がほしい2017/05/17

こたろう

1
群論関連なら、石井さんのガロア本の方がわかりやすい。2014/08/26

NulliusInVerba

0
説明がわかりにくい。 誤植が多い。 証明のいくつかに不備がある。2016/05/23

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