出版社内容情報
●内容
本書は,1997年に出版した高評の『ソフト化時代の数学入門』を時代の変化に合わせて改題するとともに,経営数学に必須な多変量解析の考え方について解説した章を新たに加えている。これにより,文系の大学生のテキストとして,また経営ビジネスに携わる社会人にとっても自習書として好適である。内容は,容易に習得できるよう予備知識は高校数学Ⅰ程度に留め,そのもとで経営ビジネスに必要な数学を基礎から学び,一般的に応用できるよう配慮している。
●目次
1章 数列から級数
1.1 数 列
1.2 有限級数と数学的帰納法
1.3 数列と関数の極限
1.4 指数と対数
1.5 無限級数
2章 確率と行列
2.1 順列・組合せと2項定理
2.2 確率と期待値
2.3 行列の導入と確率行列
3章 統 計
3.1 統計データの整理
3.2 2項分布とポアソン分布
3.3 離散的確率変数の期待値と分散
3.4 正規分布
3.5 χ 2(カイ2乗)分布
3.6 推定と検定
4章 線形計画法
4.1 線形計画法の紹介
4.2 単体表による解法
4.3 単体法の解説
5章 グラフと通路
5.1 グラフ
5.2 最短通路問題
5.3 スケジュール問題
6章 多変量解析の考え方
6.1 主成分分析
6.2 判別分析
付 表
1. 正規分布の上側確率
2. χ 2分布のパーセント点
3. ポアソン分布の上側確率
内容説明
本書は、多変量解析の考え方について解説した6章以外では、予備知識は高校数学1程度に留め、そのもとで経営ビジネスに必要な数学を一歩ずつ理解して一般的に応用できるようにする目的をもって構成している。
目次
1章 数列から級数
2章 確率と行列
3章 統計
4章 線形計画法
5章 グラフと通路
6章 多変量解析の考え方
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1975年学習院大学理学部数学科卒業。1996年城西大学理学部教授。現在、東京理科大学理学部教授・理学博士。専攻、数学・数学教育
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