出版社内容情報
テーマごとに最新科学をわかりやすく徹底解説する別冊シリーズの最新刊。主な内容は「巨大地震発生のメカニズムを解説」,「南海トラフ巨大地震と首都圏を襲う巨大地震の被害予測」,「警戒すべき日本の火山 富士山噴火へのカウントダウン」などです。知っておくべき巨大地震と火山噴火の脅威がすべてわかる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろき@巨人の肩
84
プレート同士がぶつかり合って発生する地震。4つのプレートが交錯する日本列島は地震の巣窟。特に東北地方太平洋沖、南海トラフ、関東の3つのプレート境界地震が要注意。この地震の発生メカニズムは、海洋プレートの下に沈み込んだ大陸プレートの跳ね上がり。例えば太平洋プレートは年間8cm動いており、海洋プレートとの接着場所「アスペリティ」を中心に大陸プレートに歪みが蓄積する。地震には周期性があり、地震予知にはアスペリティの特性とプレート歪みの解明が必要。また海溝近傍ではマグマも生成されるため火山も注意が必要。2022/08/26
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
29
返却期限も迫りパラパラ読み。いつでも起こりうると備える事が大切ですね。ちゃんとできてませんが・・。2022/10/31
くらーく
3
令和6年能登半島地震が1月1日に発生したので、改めて見てみると、本書では、活断層すら記載されていないとは。能登半島だと、付け根の方に呉羽山断層帯が取り上げられていますな。ノーマークだったのかねえ。何年も地震が続いていたような報道がありましたが。 それだけ、日本ではどこで大きな地震が起きても不思議は無いって事ですかね。南海トラフ地震、富士山噴火のように注目されているところは静かですね。天邪鬼だな、お天道様は。 被災者の方々に一日も早くやすらぎが訪れる事を祈念しております。2024/01/27
くらーく
3
関東大震災から100年。興味があって読んでみた。これだけあっても、日本の歴史、人類の歴史から見れば、地震に関する情報って少ないのだろうねえ。 人生100年として、東日本大震災と十勝沖地震は実際に体験したし、映像だけだけど、阪神淡路大震災があり、スマトラ沖の大津波もほぼリアルタイムで見ていたし。他にも熊本地震、北海道南西沖地震、新潟県中越地震も記憶にあるなあ。あと、何回あるかねえ。出来れば、遭遇したくないし、TV等で見たくないけどねえ。地球からすれば、普通の事なのだろうけど。富士山噴火はちょっと見たいかな。2023/09/02
ルーシー
3
日本の主な活断層マップがとても助かります。地形図アプリと見比べるのがとても楽しいです。2022/08/03