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内容説明
―内村鑑三によって上杉鷹山、西郷隆盛と共に代表的日本人として海外にも紹介された、金次郎の土と日本人の魂を見つめつづけた真実の生涯。“天地自然”の理と人間の努力に着目し、ヒトとモノを活性化させた人間金次郎の実像を描き、誤った歴史像を打ち破った傑作小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jitchan
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二宮金次郎っていうと、あの銅像の姿しか思い浮かばなかったけど、農政改革者にして財政再建請負人だったんですね。作者が金次郎になりきってその苦悩を分析し描き出しているところがすごくもあり、また少しうっとうしくもある。最後中途半端で終わっているのも残念。【★★★】2014/01/29
ここなっつん
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青木村の住民が出てきてから面白くなった。村を再興するため何度断られても頭を下げ続けた名主の姿に感動した。常に新たな分度に挑戦する金次郎に学ぶところが多い。部分日食型のリーダー論もなるほどと思った。2013/06/13
まる@珈琲読書
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★★★★☆ ■感想:信念をもって苦悩を乗り越える金次郎。その過程の喜怒哀楽が描かれている。非常に地味な小説だが考えさせられることが非常に多い。 ■学び:水車の理屈。分度。徳を掘り起こす。 ■行動:天の理、人の理について考える。2011/12/25
まる@珈琲読書
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★★★★☆2009/12/10
ホームズ
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1996年7月6日初読