コレクション日本歌人選<br> 忠岑と躬恒

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コレクション日本歌人選
忠岑と躬恒

  • 青木 太朗【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 笠間書院(2012/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 121p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784305706249
  • NDC分類 911.132
  • Cコード C0092

内容説明

紀貫之とともに古今集時代の歌壇を支え合った歌人、壬生忠岑と凡河内躬恒。ふたりとも『古今集』の撰者に抜擢され、三十六歌仙に入る。躬恒は貫之と親交があり『古今集』歌人の双壁とされる。詩文の才は、貫之をしのぐものがあると見られたほど。忠岑は伝統的な歌風を尊重し、屏風歌や自然詠などを追いかけず、華やかではないが、後の貴族和歌の基盤を作った功績は大きい。その代表作を厳選して紹介。各歌には現代語訳をつける。振り仮名つきで読みやすい丁寧な解説つき。歌人略伝・略年譜を付し、それぞれの歌人についてより深く知るための読書案内付き。

目次

壬生忠岑(春立つといふばかりにや;春来ぬと人は言へども;春はなほ我にて知りぬ;暮るるかと見れば明けぬる ほか)
凡河内躬恒(月夜にはそれとも見えず;春の夜の闇はあやなし;春日野に生ふる若菜を;桜花のどかにも見ん ほか)

著者等紹介

青木太朗[アオキタロウ]
1967年兵庫県生。横浜国立大学大学院修了。現在、暁星中学・高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

52
再読。平安中期の三十六歌仙で古今集撰者の二人。今回の5冊の中では一番標準的な歌といった感じ。決まりきった型はなく、個人が好きなように雅を歌に詠んでいる。古今集ってそんな感じなのかな。忠岑は実景と心象風景を繰り出したり幻想的な世界に仕上げたりするのが上手い。『ひさかたの月の桂も秋はなほもみぢすればや照りまさるらん/古今集/秋上/198』躬恒は季節を擬人化するのを好み、その季節の終わりを詠んだ歌は本当に素敵。(←解説されなければわからないけど。(^^;)⇒2020/12/31

しゅてふぁん

45
お二人とも古今和歌集の撰者。さまざまな解釈の可能性を持ち合わせた歌を作り出す忠岑(P9)と、季節の終わりを擬人化して詠むのを好んだ躬恒(P49)。躬恒の歌が古今集の春、夏、秋それぞれの最終歌に選ばているとは新たな発見だった。個人的にもこの二人の四季を詠んだ歌がとても好きだ。双方の家集に伝わる‘躬恒忠岑問答歌’はぜひ読んでみたい!『夢よりもはかなきものは夏の夜の暁がたの別れなりけり(忠岑/後撰和歌集/夏/170)』『夏と秋と行きかふ空の通ひ路はかたへ涼しき風や吹くらん(躬恒/古今和歌集/夏/168)』2018/09/24

ピロ麻呂

28
(マイベスト)わが恋は ゆくへも知らず 果てもなし 逢ふをかぎりと 思ふばかりぞ  私の恋の行方はどうなるか分からないけど、とにかくあなたに逢いたい。2017/01/24

千尋

14
『コレクション日本歌人選』24巻*『古今集』の撰者に抜擢され、紀貫之と交流のあった壬生忠岑と凡河内躬恒の和歌を50首紹介しています*壬生忠岑は歌合で多くの和歌を残しており、凡河内躬恒は花や自然を擬人化で表現した和歌でとても美しくて気に入りました*それぞれの歌人たちの和歌を比較して見ることで、歌人たちの特色や歌に対する考え方などを知る事が出来て面白いと思いました*2013/03/04

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
今昔秀歌百撰29番に 春日野の雪間を分けて生き出てくる草のはつかに見えし君はも が,壬生忠岑(古今和歌集巻十一)選者:荻野了子(東京大学大学院生)で選ばれているので本書を手に取りました。 また 有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂きものはなし の紹介があります。 本書では、どちらも解説して参考になりました。2012/04/12

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