平家物語と法師たち―中世の仏教文学的展開

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平家物語と法師たち―中世の仏教文学的展開

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  • サイズ A5判/ページ数 419,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305703484
  • NDC分類 910.24
  • Cコード C3093

内容説明

「法師」をみていくと、その変わりように驚くばかりである。本書は変質していく「法師」を、説話集の流れと、勅撰和歌集の流れの二つから追究する。さまざまな『平家物語』諸本は何を語ろうとしていたのか。

目次

第1章 「法師」の語義とその展開その一(「僧」と「法師」―剃髪する沙門;私度僧のこと―日本霊異記を中心に ほか)
第2章 「法師」の語義とその展開その二(「法師」と持経者;道命阿闍梨と道命法師 ほか)
第3章 日蓮遺文の「法師」と平家物語(宝物集の「法師」たち;平家物語の「法師」―平康頼 ほか)
第4章 平家物語の文学的展開その一(巻第一「鱸」について;巻第二「山門滅亡」について ほか)
第5章 平家物語の文学的展開その二(女院の侘び住まい;延慶本平家物語の「侍り」 ほか)

著者等紹介

山下正治[ヤマシタマサハル]
1942年石川県に生まれる。立正大学文学部卒業。文学部助手、立正大学教養部教授を経て、立正大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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