出版社内容情報
1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府の執権・北条義時に敗れたことで知られる承久の乱。史上初の朝廷vs武家政権の戦いとなった兵乱を、前史から勃発の経緯、乱後の影響、朝廷と鎌倉幕府の両陣営の勢力図や人間関係、行軍マップ、最新研究までを徹底解説する一冊。日本中世史研究の第一人者の本郷和人先生を監修に迎え、新たに発見された「承久記絵巻」をはじめ、写真やCGイラスト満載で紹介する大判歴史ビジュアル本。
内容説明
朝廷が武家に敗れた日本史上最大の陰謀ドラマを大迫力CG&発掘絵巻で再現!
目次
「承久の乱」の経緯をカラーで描いた唯一の絵巻80年ぶりに発見!『承久記絵巻』
第1章 承久の乱、前史(1180(治承4)年 鎌倉幕府成立
源平の合戦 ほか)
第2章 頼朝の突然の死 その後(征夷大将軍となった源頼朝;1199(建久10)年 北条時政の仁義なき戦い ほか)
第3章 後鳥羽上皇の実力(後鳥羽上皇とはどのような人物か?;1200(正治2)年 西面の武士の創設 ほか)
第4章 承久の乱ドキュメント(承久の乱 登場人物図鑑;1221(承久3)年 義時追討の院宣 ほか)
第5章 北条政権の確立(1221(貞応3)年 配流された三上皇
承久の乱後 朝廷の変容 ほか)
著者等紹介
本郷和人[ホンゴウカズト]
1960年東京都生まれ。東京大学史料編纂所教授。東京大学・同大学院で石井進氏、五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。著書多数。NHK大河ドラマの時代考証のほか、テレビでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。