出版社内容情報
60歳を超えたら、いやでも考える自分の最期のこと。今の暮らしから「終の棲家」を考えるには、お金の問題、体力的な問題、家族と手軽に会える場所かどうかなど迷いどころがいっぱい。マンションを購入するのがいいのか、最期は自宅? 今話題のシルバーマンションってどうなの? そこで素敵な人が選んだ終の棲家を見せてもらいました。人生の重大選択を徹底取材! 心の財産を増やすヒントもたくさん掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チョビ
6
結局この手のモデルケースって、「人に見せれるおしゃれ生活」なんですよね。いわゆる貯金のない身寄りのない一般人の生活が知りたいのですよ。まあひとりだから医療費はそんなにかからない（不治の病になったら、延命なしで死ねるので）というところも、あまり参考にならないし…。やはり健康に長く生きるしかない、以上！ということは、この本読むだけ無駄！ローンなしマンションに住むしか選択肢なし！ということがわかっただけいいかな？2020/11/28
ヨハネス
4
サ高住、特養など９種の施設の説明が最も知りたいところであり、もちろんそれぞれ写真付きで解説はありますが、本だけで「合う合わない」がわかるわけではない、とわかったのは良かったです。どの施設も初期費用が0円からとあるけど「入居費は資産3/4から」ともあり混乱します。あたしは死に場所を探したいのだけど、その施設が看取りに対応してくれるか確認が必要とのこと。自宅を終の棲家と決めた女性３人の暮らしはおしゃれで、目の毒になるほど眩しい。でも在宅介護の説明をざっとしてくれているので現実も見えます。2020/08/15
はね
3
子供たちは出ていったし、同居の母は亡くなったし、3月に単身赴任を終えて自宅に戻れば夫婦二人にはきっと広すぎる我が家。さて、どうしたものか。2021/01/24
kaz
1
図書館の内容紹介は『有料老人ホーム、サ高住、グループホーム…。自分に最適な施設の見つけ方を解説し、「その家で最後まで生ききる」「その地域社会で老いてゆく」を考えている人たちの住まいと暮らしを紹介。室井滋さんのインタビューも掲載』。各種施設や在宅介護、介護保険制度の概要等を紹介。尤も、取り上げられている施設の宣伝のようで、よく見えるところがかなり強調されているという印象。仕組み自体に対する注意点も記されており、終活の参考にはなるが、個々の施設の紹介を鵜呑みにするのは禁物だろう。2020/11/09
Go Extreme
1
高齢者施設選び：部屋のつくり・食事・サポート力 今が人生の課題を見直す適齢期 住まいのチェック：一番に考えるべきはマネープラン 住みかえるならマンション 古物件の見極め困難：設備の寿命15-20年 4人に1人：地方移住に関心あり 二拠点移住：都市と地方の2つの生活 終の棲家はどこでもいいと言える自分になっていればいい 人生を振り返り：一生懸命に生きてきたんだなと自分を認める 不安：自分で生み出し育ててしまう 今日が人生最期の日→1日だって無駄にできず 先に逝く人間の務め：老いて死にゆく姿を次世代に見せる 2020/07/26
