イノベーションのジレンマからの脱出 - 日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」誕生の軌跡に

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

イノベーションのジレンマからの脱出 - 日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」誕生の軌跡に

  • みんなの銀行
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2023/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 40pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年05月01日 05時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784296201655
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C0034

出版社内容情報

★日本初のデジタルバンクをつくった人たちの奮闘
★イノベーションを起こす秘訣が解き明かされます

 イノベーションを起こしたい――。そう願う人は多くいますが、成し遂げている人はほんのわずかです。特に大企業では「イノベーションのジレンマ」といわれる状況に陥りがちで、それが日本でイノベーションが生まれにくい要因の一つとも考えられます。

 「日本に居てはイノベーションを起こせない」と悲観しているとしたら、ぜひ、本書を手に取ってもらいたい。「日本人でも、日本に居ても、イノベーションを起こせる――」。そうした元気が湧いてくるはずです。

 本書は、「みんなの銀行」という日本初のデジタルバンクをつくった人たちの話です。みんなの銀行とは、大手地方銀行の「ふくおかフィナンシャルグループ」から生まれた新たな銀行で、デジタルネイティブ世代を主な想定顧客に、スマホだけですべてが完結する、これまでにないタイプの金融サービスを提供しています。日本ではあまり聞かないかもしれませんが、世界では「チャレンジャーバンク」「デジタルバンク」と呼ばれる注目分野です。

 ふくおかフィナンシャルグループという後ろ盾はありますが、サービスも、基幹システムも、すべてゼロから設計・開発しています。みんなの銀行を起こした中心人物は、ふくおかフィナンシャルグループの行員です。この話を聞いた誰もが、「大手企業にいながら、どうやってイノベーションを起こせたのか?」と疑問に思うでしょう。その謎に迫ろうと、本書が生まれました。

 「イノベーションのジレンマといかに闘ったのか?」というテーマに沿って5つの分野を設定し、ドキュメンタリーと関係者の振り返りから、イノベーションを起こせた本質を探っていきます。ドキュメンタリーでは銀行の話になりますが、読むのに前提知識は不要で、金融機関に勤めていない人でもすらすらと読むことができます。

 第3部では「『イノベーションのジレンマ』に陥っている読者への提言」として、本書のエッセンスを5つにまとめるなど、ただのドキュメンタリーではない構成になっています。「日本人でも、日本に居ても、イノベーションを起こせる」、その秘訣をぜひ多くの人に読んでもらいたい。本書の読者が新たなイノベーターとなり、日本経済が変わるきっかけになるかもしれない。そんな期待を抱かせる1冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

81
デジタルバンクを白紙の状態から開発するということでの苦労した話が述べられています。いままでの銀行員といった発想からはなかなか生まれないということなのでしょう。日本初というとちょっとという気がします(じぶん銀行が先鞭をつけていますので)が、それなりの効果はあった気がします。ただ親会社ののふくおかFGがかなりサポートしなければできなかったのではという気もします。私はこれよりも金融分野と非金融分野を融合させているiBankの方が今後の役割は大きいと思うのですが。三井住友FGが出したものが気になります。2023/04/04

人生ゴルディアス

7
本書を読んで思うのは、JTCでもやればできるんじゃん、ということ。厳密にはJTCの子会社だが、それを生み出したのは間違いなくJTCの権化である銀行の決断だ。クラウド上に勘定系構築って、構え、撃て、狙え、の米系スタートアップならともかく、日本でできることなんだと。ただ、本書内で再三触れられている、デジタルバンクとネット銀行は別というのは、サービスに触れてないから最後まで分からなかった。サービス触ってみないとなと強く思う。ただ悲しいのは、基幹部分のクラウドが海外製。デジタル隷従は続く。2024/01/14

とりもり

3
宣伝本。デジタルバンクを連呼するが、既存のネット銀行との違いが全然分からない。スマホ特化やBaaS注力は既に事例があるし、システム開発を内製化しているネット銀行も既に存在している(古くはJNBが勘定系をスクラッチで開発しているし)。勘定系がパブリッククラウド上かオンプレかは単なる技術論で、FISCの基準緩和という外部要因も大きく、今後勘定系を更改する銀行はそちらにシフトしていくはず。何より、ローンが伸びないから黒字化の時期を遅らせたことこそ、ビジネスモデルの差別化ができていない証左かと。★★☆☆☆2023/06/10

yuki

3
「イノベーションのジレンマ」から抜け出せたと主張するが、本当に抜け出せたのかは、そもそも著者達の事業が破壊的イノベーションであるのか、つまり、Baas事業が収益化できるのかにかかっている。本書はBaaS事業の販売促進の一手なのだろう。2023/03/19

☆ツイテル☆

2
フライヤー2023/06/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20952249
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。