内容説明
マーケティング力でキャリアを築いてきたトップマネジメントが教える、「成功の必然性」を掛け合わせ、“ブレークスルー”を起こす方法。
目次
序章 ブレークスルー、型をベースに型を破る
第1章 マーケティング参謀の仕事とは
第2章 世界基準のマーケティング思考
第3章 マーケティング戦略の実践
第4章 マーケティングとマネージメントの関係
第5章 これからのマーケティング
著者等紹介
土居健人[ドイケント]
1957年生まれ。日本ヴイックスでのアシスタントブランドマネージャーからマーケティングキャリアをスタートする。リチャードソン・ヴイックス(米国本社)とプロクター・アンド・ギャンブル(P&G:米国本社)の合併によりP&Gへ移籍。P&Gでブランドマネージャー、マーケティングマネージャー、リージョナルマーケティングディレクター(中国)、グローバルマーケティングディレクター(イギリス、スイス)を務めた後、ボーダフォン日本法人(現ソフトバンク)執行役員常務マーケティング統括部長、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント執行役員上級副社長・ホームエンタテインメント部門日本代表を歴任。2018年2月、マーケティング参謀として経営支援を行うオフィス・ケント・ドイを設立し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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G.KIM
1
マーケティングの先人によるエッセイ。ケースとして流し読みした。2018/12/24
Tim
0
森岡本の薄味版。現場感があるようなないようなというのと、トリンプのような大手メーカーでリテールに対しての交渉力と営業力があったからなせた技な気がする。 ドライバーとバリアの話もざっくりしてる。 ただ、他のP&Gerと同じく、基本に忠実なマーケティングだと感じた。2024/04/22
あいうえおくとぱす
0
序章に経験値のあるビジネスパーソン向けと記述されており学生の自分には些か不安が過ぎったが、中身は作者のキャリアを元に解説といった感じでサラサラと読めた。最低限の知識と方法論が身につくので門外漢の自分としては良かったが、ディープな知識を求めている人には物足りないかもしれない。2020/03/28
NAKAO AYUMI
0
★2 自分語りのみ2019/02/17
Pensées
0
あっさりとした記述で、するすると読めてしまうが、オーセンティックなマーケティングの方法をしっかり書いてある。グローバルなヒット商品を繰り出した人だけに、内容に説得力を感じる。スロギーゼロフィールの話などは、最近のことだけに、こうした古典的なマーケティングのやり方がまだまだ通用することを示している。 ただ、読む時の姿勢としては、本書に頻出するデモグラフィックセグメンテーションの方法を、時代の進化に合わせて、既存の消費者パネルを使いながらどう応用していくのかを考えるべきだろう。2018/10/18