出版社内容情報
読者対象:今までと違う価値観から学びを得たい人、モノづくりに携わっている人 少なく作って高く売るのが理想だができない人、小商い本などを読む人 経営や小売のコーナーをメインに、起業コーナー、経済コーナーにも足を運ぶ人
内容説明
つくりすぎない。働きすぎない。それでもやっていける。ものづくりの先駆者たちに学ぶ、持続可能なビジネスのヒント。
目次
1 つくる量と価格を決める(つくる量を減らす;ほどよい量を探る;価格を適正に上げる)
2 お客さんとつながり直す(プロセスを見せる;つくる人が売る;コミュニティ経済圏を築く)
3 届け方を変える(物流をデザインする;売り場を変える;違う相手に届ける)
著者等紹介
甲斐かおり[カイカオリ]
フリーライター。長崎県生まれ。会社員を経て、2010年に独立。日本各地を取材し、食やものづくり、地域コミュニティ、農業などの分野で、昔の日本の暮らしや大量生産大量消費から離れた価値観で生きる人びとの活動、ライフスタイル、人物ルポを雑誌やウェブに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TATA
32
大量消費社会から適量を生産、消費する社会への移行の話かなと思い手に取ったのですが、全体に意識の高い生産者を応援する事例紹介が多く、読みたかったものとは少し違ってました。ただ、アマゾンに代表されるように流通を抑えたもの勝ちの構図から徐々にはみ出すことが、生産者が適切な力を取り戻すきっかけになるはずで、それは大手企業も追随する流れのはずだと考えているのですが。2020/03/08
まさ
26
価値のつくりかたなのだろうなぁ。「ほどよい」を知るには過程も理解していかなければ!判断材料を増やし、何がよいのかを考える。事例で市内の方も紹介されていた。身近にも実践されている方がいるし、共感して動いている人もいる。小さなコミュニティがたくさんできて、それらが緩やかに連動していくといいな。もう一度読み直そう。2022/08/27
ユウユウ
21
flierにて要約読了。たくさん作ってたくさん売るという発想ではなく、ほどよく作ってほどよく売るという発想。要約のみでも魅力的に感じた。一つ一つのお店も気になるので、実際の本再読したい。2019/12/19
みんく
15
大好きな、パンと日用品の店「わざわざ」が載ってるので手に取った本。知っていたのは「わざわざ」のほか、「佰食屋」「クルミドコーヒー」。その他にも飲食店、農家だけでなく、仕立て、染物、花火、刃物、やさいバス、ワイナリー、印刷、本屋、漆塗り、陶磁器、紙など、いろーんなジャンルでの取り組みが載っていて、それぞれの商品が気になる!ワイナリーと無人本屋が同じ屋号なのは、偶然なのだろう。「中間業者を挟まない」「小さく始める」「一連の工程を自分たちの目の届く範囲で」一連の工程とは、企画ーデザインー仕入れー作成ー運送ー販売2021/05/31
スイ
12
買い物をする時に、「これは誰かを苦しめてはいないだろうか」と考えることが増えた。 人に限らず、他の生き物だったり、環境だったり。 そう言いつつも大量生産品の安さや無難さに手を出してしまうことは今もしょっちゅうなのだけど、でも少しずつでも考えていけたらなと思う。 作り手が楽しみながら作ったものだ、と思えるものは、こちらも身につけたり食べたりするのが楽しいものだし。 様々な作り手や繋ぎ手の話が綴られた本書は、今後の考えの一助になると思う。2019/12/25
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