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種のキモチ

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784286126968
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

19年間、義理の父から蔵に閉じ込められた女。飢えと渇き、そして暗闇に苦しみ続ける中ある新月の夜に身体に起こった“奇跡”がすべての悲劇の始まりだった―舞い上がった種が数々の悲劇を巻き起こす。鬼才・山田悠介の傑作ホラー。

著者等紹介

山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年、デビュー作『リアル鬼ごっこ』(文芸社)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

美紀ちゃん

35
怖い話だった。ダイスケの最後が可哀想。植物が人間的になるのは怖い。2012/10/06

そのぼん

34
ジャンル的にはホラーに入るのだと思いますが、そんなに怖さはなかった気がします。長い間、蔵に閉じ込められ、植物と化した女の怨念みたいなのが上手く描かれていました。作品自体が短いせいもあって、すぐに読み終わりました。2012/10/05

風里

30
苗床になった彼女はそんなにも執念深い人になっていたのだろうか。 ただひたすら不安と恐怖に包まれる。 女の怨念というよりも子供の恨みが凝ったのだと思いたい。2013/01/07

ミロリ

28
新感覚。先が全然読めない。1話で終わっておけば 蔵の女の印象良かったのに。その後の話を読むと 印象は最悪なものに……。未練も恨みもないと思ってるのなら 人に悪影響を及ぼすようものとして生まれ変わって来ないでほしい。イライラする。 ダイスケはかわいそうな気もするけど いじめっ子への仕返しが度を超えてるせいで 結局同情できなかった。 一行は運が悪いとしか言いようがない。並びに里沙も……。 バッドエンドで後味悪かったです。でも読んで良かった。2013/08/09

やんやん

14
あっという間に読めた作品。でも救われないねぇ。 一番救われてないのは里沙だなぁ。ダイスケも年齢的には救われてないし、あらら…という感じでした。綺麗な姿で次は何をするんでしょうねぇ。2015/03/08

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