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目次
伊耶那岐命―『古事記』(1)「黄泉国」
天照大御神―『古事記』(2)「天の石屋」
大国主神―『古事記』(3)「国づくり」
八束水臣津野の命―『出雲国風土記』「国引き」
聖徳太子―『日本霊異記』「聖徳太子の不思議な言動の話」
かぐや姫―『竹取物語』
男(在原業平)―『伊勢物語』
落窪の君―『落窪物語』
光源氏―『源氏物語』(1)巻2「帚木」
紫の上―『源氏物語』(2)巻5「若紫」〔ほか〕
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。『身体感覚を取り戻す』で新潮学芸賞受賞。2001年に出した『声に出して読みたい日本語』がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
32
おお~これは面白い!実在の人物から架空の主人公まで魅力的な人たちが紹介されています。ふうむ…他の巻も気になるぞ。老眼には絵にかぶさった字が見にくいのが残念です。2022/06/15
Mayu
3
日本の古典を勉強したくなり、読みました。古事記や竹取物語など、既知の作品が多いのですが、全く知らないお話もあり、兄妹の性別を入れ替えるとりかへばや物語や、継母にいじめられていた姫君が高貴な男性に助けられる落窪物語、ちゃんとオチがついている堤中納言物語の中将のお話など、現在の物語の基礎はこの時代から既にあったのだなぁと感心しました。本の構成も、タイトルどおり登場人物にスポットを当てたもので、とっつきやすいですが、原文からの抜粋もあり、時代背景にも言及され、物語に興味を持つきっかけとしてとても良かったです。2014/10/26