内容説明
本書には、音楽教育についての原理と実践に関する様々な問題点が、14人の筆者によって提起されています。第1部では、哲学、心理学、社会学などの学問分野と音楽教育の学際的関係が、さらに第2部では、音楽指導に関する諸問題が学校教育課程と関連づけて呈示されており、いずれの論文も、音楽教師と専攻学生に示唆するところ大というべきです。
目次
第1部 学問的背景(第1章 音楽教育に関する新しい概念の必要;第2章 音楽教育におけるプラグマティズム;第3章 音楽教育のリアリズム;第4章 音楽と教育―社会学的アプローチ;第5章 音楽経験の範囲;第6章 音楽教育における成長の過程;第7章 学習理論と音楽の指導;第8章 初期のアメリカ公教育における音楽―歴史的考察)
第2部 アメリカの教育における音楽(第9章 一般教育における音楽の役割;第10章 音楽教育のカリキュラム作成;第11章 音楽を聴くことの役割;第12章 実用音楽;第13章 音楽教育における評価の問題;第14章 新しい教師へのメッセージ)