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出版社内容情報
【セールスポイント】
強酸性電解水を科学的に見ることができ、より深く知るのに役立つ。
【発刊の目的と内容】
強酸性電解水とは、薄い食塩水を電気分解してつくる強酸性(pH2程度)の水である。
この水には、強力な殺菌力があり、人体や環境に対してもやさしいという、従来の消毒薬などにない特徴を有し、衛生保持が重要な分野(たとえば、病院、歯科医院、ホテル、旅館、レストラン、給食施設、学校、幼稚園、老人ホームなど)において、新しい洗浄消毒、殺菌液として、また、果樹などの無農薬栽培の消毒液などに利用され始めている。
しかし、この水の実体については、不明な部分が多く、これまで深いベールにつつまれていたが、近年、研究が精力的に行われ、その正体が科学的に解明されつつある。
本書は、強酸性電解水を、科学的によりよく知るための基礎と応用に関する知識を、さまざまな研究や実証試験の成果なども盛り込み解説している。
驚異の水としてデビューし、テレビなどで紹介され、大きな反響を呼んだ強酸性電解水が、今どんな状況にあり、今後どのように展開しようとしているかがよくわかる。
【購読対象者】
医療分野:①病院院内感染防止のための清拭、②透析装置、内視鏡の消毒洗浄、③歯科での消毒、④外傷、火傷、術後感染防止、⑤アトピー性皮膚炎の治療,⑥手指の洗浄消毒。
公共施設:①幼稚園、老人ホーム、学校給食施設などの衛生保持。
レジャー関係:ホテル、旅館、レストランの衛生保持。
食品・農業:①食品製造企業における洗浄消毒、②果樹栽培・ゴルフ芝などの消毒。
【詳細目次】
1章 強酸性電解水のデビューと展開
1-1 驚異の水としてデビュー
1-2 研究会と研究団体の誕生と動向
1-3 海外での動向
1-4 強酸性電解水の応用展開
1-5 殺菌機構研究の動向
1-6 今後の展望
2章 電解装置と生成される電解水
2-1 電解装置の種類
2-2 電解装置の材質
2-3 減衰と電解質
2-4 電解水質の調節とチェック
2-5 強酸性電解水生成装置のカタログを検証する
3章 強酸性電解水の生物活性
3-1 抗菌活性
3-2 殺菌機構
4章 強酸性電解水の安全性
4-1 安全性の評価
4-2 急性毒性試験
4-3 反復投与毒性試験
4-4 眼粘膜刺激性試験
4-5 皮膚累積刺激性試験
4-6 強酸性電解水の変異性
4-7 口腔粘膜刺激試験
4-8 胃粘膜刺激試験
4-9 食道粘膜刺激性試験
4-10 その他の実験
4-11 安全性から見た強酸性電解水
5章 強酸性電解水と食品
5-1 食性病害の多様性と強酸性電解水
5-2 食品産業分野への応用
5-3 使用上の問題点とその対策
5-4 食品衛生法の規制
5-5 強酸性電解水の限界
6章 電解水を水溶液としてみる
6-1 水の特性と計測
6-2 電解水を表す物理化学的な指標
6-3 強酸性電解水の殺菌力と活性酸素
6-4 活性酸素とフリーラジカル
6-5 ORPと活性酸素生成、殺菌作用の関わり
7章 強酸性電解水の課題と可能性
7-1 強酸性電解水の課題
7-2 強酸性電解水の新たな展開
内容説明
本書は強酸性電解水を科学的に見ることができ、より深く知るのに役立つ。
目次
1章 強酸性電解水のデビューと展開
2章 強酸性電解水の生物活性はどうなのか
3章 電解水を水溶液としてみる
4章 電解装置と生成される電解水
5章 強酸性電解水の安全性
6章 強酸性電解水と食品
7章 電解水の課題と可能性
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