内容説明
神経心理学から見た認知に関する脳のラテラリティ研究の全貌。左脳・右脳の機能差で本当に解明されていることとは何か。
目次
1章 脳の心理学
2章 ラテラリティ
3章 視覚のラテラリティ
4章 聴覚のラテラリティ
5章 触覚のラテラリティ
6章 機能干渉・LEM・脳賦活とラテラリティ
7章 認知のラテラリティ発達
補遺 脳のラテラリティ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hutosi
2
この書物は一義的に「右脳はおうだ!左脳はこうだ!」と説明するんではなく右脳の傾向・左脳の傾向としてこれまでの研究を、視覚によるもの、聴覚によるもの、触覚によるもの、認知に関するもので分けつつ紹介してまとめています。また、それに係る右脳・左脳での機能干渉についてやLEM(目線と右脳・左脳の関係性)についても知ることが出来ます。もちろん、本当に違いはあるのか?違いがあるとしたならば、どのような仕組みで違いが生まれていくのか?の有力されている諸説も紹介されていました。尚、内容的にはビギナー研究者向けに思われます2013/02/21