出版社内容情報
井原西鶴の総合的研究をめざす。浮世草子、俳諧、演劇に対して、西鶴がどのような意識を持ちつづけていたのか、上方の独自性とともに西鶴のめざしていたのもを再認識し、大阪町人の余裕と遊びの美意識に迫る。
目次
序章 西鶴の総合的研究に向かって
第1章 西鶴浮世草子の人間像(近世的女性像の生成;理想的町人像の探求)
第2章 西鶴遺稿集の諸問題(書誌をめぐる問題;『西鶴置土産』の主題)
第3章 俳諧・演劇との関係(西鶴と俳壇をめぐって;西鶴の芝居観)
著者等紹介
早川由美[ハヤカワユミ]
昭和34年(1959)、愛知県生。昭和59年(1984)、名古屋大学大学院博士課程前期修了。愛知淑徳大学・奈良大学・中部大学等非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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