内容説明
「生まれる」から「老いる」までを性を軸に生涯をたどります。小・中学生向。
目次
生まれる
育つ
学ぶ
ふくらむ
なやむ
おとなの女になる
おとなの男になる
自立する
愛する
ふれあう
ともにくらす
産む
たたかう
別れる
老いる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
92年出版。まっすぐな文章とあたたかい絵で構成されていて、多くの層の人に向けて書かれています。出版の古さも感じさせないのは、普遍的な内容だからかな、と思いました。5冊シリーズの1巻です。2019/08/07
ヒラP@ehon.gohon
16
「性の絵本」の第1巻。性と言うことを基軸にして、生きるということの断片と流れを解説してくれています。性教育の導入として、とても大きな視野に立って、妙な好奇心から客観的に見ていこうという姿勢を感じました。2020/10/20
nchtakayama
10
生きることは心のふれあいの連続。この心のふれあいに同調して肌のふれあいが起こる。自分を大切にするように相手を大切にして生きることを教えるのを目的とする“生教育”の為のシリーズ第1巻。とても分かりやすく、子どもに伝えたい項目が網羅されていると思う。性差を語ることを免れない箇所でも、同性愛に配慮された書き方になっている。「たたかい」という項目もある。『君たちが親になったときには、「20世紀までは、人類は戦争なんてばかげた戦いをしていたんだよ」と子どもに語ってほしいな』(28頁)と、世紀末の願いはまだ遠く。2022/02/28
ツキノ
3
生まれてから老いるまで、あたたかい語り口がいい。2011/01/26
elfee
2
小中学生向けに作られた、性教育絵本。性交教育ではなく、性教育は「生教育」ということを全5巻で伝えてくれる本。生まれる、育つ、学ぶ、男になる、女になる、自立する、共に暮らす、別れる、老いる。人生の大きな流れを描いた絵本。2011/07/29