出版社内容情報
環境、格差問題と関連して語られることの多いSDGs。しかしその本質は、「人にやさしい未来」を目標としたシンプルなものである。その目標を達成すべく活動している事例を紹介し、それを通じてひとりひとりがいまできることを提案する。
目次
1章 「サステイナブルな社会」を作るSDGsの理念(ひとりひとりに関係のあるSDGs;「ひとりひとりができること」―大学生が考えた、マゼンタ・スターのひみつ ほか)
2章 世界を変える第一歩は人の心に目を向けることから(人がやらないことにも目を向け、やりたいことを探そう!そして、ロールモデルと仲間を見つけよう;格差をなくすとはどういうことか ほか)
3章 持続可能な未来のためのさまざまな取り組み(どんな人にも洋服を楽しめる幸せを!;地域と世界の両方を見ながら未来を考える ほか)
4章 SDGsで実現するわたしたちの未来(想像してみよう!未来の地球・暮らし・経済・学校生活;若者が世界をより良くしてゆく)
著者等紹介
井筒節[イズツタカシ]
東京大学総合文化研究科・教養学部特任准教授。東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野保健学博士。国連人口基金専門分析官、国連本部精神保健・障害チーフ、世界銀行上級知識管理官、国連世界防災会議障害を包摂した防災フォーラム議長、国連障害と開発報告書精神障害タスクチーム共同議長等を経て現職。劇団四季・ディズニー作品等の翻訳・解説も担当
堤敦朗[ツツミアツロウ]
金沢大学人間社会研究域法学系教授。東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学分野保健学博士・医学博士。国際基督教大学卒。世界保健機関にて、インド洋大津波対応の他、災害精神保健ガイドライン作成等を担当。その後、国際協力機構初の精神保健・心理社会的支援長期専門家として、四川大地震後の心のケアプロジェクトを中国で統括。国連大学では、非感染症・精神保健・障害者の権利等に関し、SDGsや仙台防災枠組等策定に従事。国連カントリー・チーム(マレーシア)障害タスク・チーム議長他を歴任
原佐知子[ハラサチコ]
ライター・編集者。障害福祉や教育関係の書籍や雑誌等の編集や取材・ライティングに携わる。また執筆だけでなく、親子のコミュニケーションや大人の発達障害についてセミナーやワークショップ講師としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。