出版社内容情報
安保法制で何が変わるのか?本当に平和な世界の実現に向けて何ができるのか?自分の問題として考え行動するための判断材料を示す。
安保法制(戦争法)の成立によって、激変した日本の平和と安全保障。戦後70年の歩みと、いま何が起きているのかを概観し、本当に平和な世界の実現に向けて、自分自身の問題として考え行動するための判断材料を示す。
Part?T 「丸腰では平和を守れない?」を考える
1 安保法制って本当に「平和を守る」ため?(吉田 遼)
コラム1 日米防衛協力のための指針(通称:ガイドライン)とは何か(梶原 渉)
2 「一国平和主義」を卒業して、日本も「積極的」に国際協力すべきでは?(真嶋麻子)
コラム2 武器輸出政策のねらい――武器輸出三原則から防衛装備移転三原則へ(山崎文徳)
3 国家機密はバレたらたいへん。特定秘密保護法、必要でしょ?(矢?ア暁子)
4 辺野古の米軍基地建設で、沖縄と政府はどうして対立しているの?(秋山道宏)
5 「テロとの戦い」が生みだした、憎しみの連鎖を止めるには?(志葉 玲)
コラム3 沖縄新基地建設を止めるたたかい(秋山道宏)
Part?U 戦後70年、“平和ニッポン”の真実
1 武力でもめ事を解決してはならない――国際関係の基本のキ(真嶋麻子)
2 戦争を放棄した憲法9条の意義をあらためて考える(三宅裕一?カ)
3 「冷戦」という“力による平和”(梶原 渉)
4 サンフランシスコ講和条約が残した大きな問題(佐々木啓)
5 主権回復後も残された米軍基地――安保条約締結の裏で何があったか(布施祐仁)
6 なぜ沖縄に基地が集中したのか?――海兵隊の拠点になったわけ(布施祐仁)
7 日米密約が隠そうとしたもの(梶原 渉)
8 「戦力をもたない日本」にある自衛隊の不思議(麻生多聞)
9 日本は本当に「平和国家」だったのか?(梶原 渉)
10 グローバル化で大きく変わった日本の安全保障(梶原 渉)
コラム4 多国籍企業の展開と影響力(森原康仁)
Part?V わたしたちの平和と安全はわたしたちがつくる!
1 どうする? 日本の領土問題(城 秀孝)
2 軍事力の「脅威」を減らすには?(城 秀孝)
3 謝罪や補償を求める被害者の声にどうこたえるか(佐々木啓)
コラム5 ナショナリズムと平和(李 恩元)
4 「武力によらない平和」の可能性(梶原 渉)
5 世界に学ぶ 近隣諸国との平和のつくり方(真嶋麻子)
6 ジェンダーからみた安全保障――二元論を超えて(奥本京子)
7 わたしたちの平和と安全保障を選ぶために、やらなければならないこと(編者)
関連年表
【著者紹介】
1986年生まれ。原水爆禁止日本協議会事務局
内容説明
テロも戦争も武力ではなくせない。本当に平和な世界へわたしたちが変えていく。自分自身の問題として考え、行動していくための基礎的知識をつめこんだ、22章+5つのコラム。
目次
1 「丸腰では平和を守れない?」を考える(安保法制って本当に「平和を守る」ため?;「一国平和主義」を卒業して、日本も「積極的」に国際協力すべきでは?;国家機密はバレたらたいへん。特定秘密保護法、必要でしょ? ほか)
2 戦後70年、“平和ニッポン”の真実(武力でもめ事を解決してはならない―国際関係の基本のキ;戦争を放棄した憲法9条の意義をあらためて考える;「冷戦」という“力による平和” ほか)
3 わたしたちの平和と安全はわたしたちがつくる!(どうする?日本の領土問題;軍事力の「脅威」を減らすには?;謝罪や補償を求める被害者の声にどうこたえるか ほか)
著者等紹介
梶原渉[カジハラワタル]
原水爆禁止日本協議会事務局
城秀孝[ジョウヒデタカ]
神田外語大学非常勤講師(法学・国際法)
布施祐仁[フセユウジン]
ジャーナリスト、「平和新聞」編集長
真嶋麻子[マシマアサコ]
津田塾大学国際関係研究所(国際関係学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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無識者
Hikari Sakai