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内容説明
ストックホルムにあるアパートの一室で、鞭打たれて意識を失った売春婦が発見された。リトアニアから連れてこられたという売春婦は、すぐに病院に搬送され、彼女を連れてきたポン引きも国に強制送還され、事件は簡単に片付いたかに見えた。だが、病院で目覚めた売春婦の予想外の行動が、単純だったはずの事件を、スウェーデンの闇をえぐる大事件へと発展させてゆく…。『制裁』に続く、北欧発の衝撃的クライムノベル。
著者等紹介
ルースルンド,アンデシュ[ルースルンド,アンデシュ][Roslund,Anders]
1961年生まれ。作家・ジャーナリスト。スウェーデン公営テレビの文化ニュース番組を立ち上げ、数年間にわたって番組を統括。そのほかにも十年間にわたり、報道記者、レポーター、報道番組のデスクなどを務めた。刑務所に関するドキュメンタリー番組を制作した際に評論家のベリエ・ヘルストレムと出会い、意気投合。共著『制裁』でグラスニッケル最優秀北欧犯罪小説賞を受賞
ヘルストレム,ベリエ[ヘルストレム,ベリエ][Hellstr¨om,B¨orge]
1957年生まれ。刑事施設・更正施設評論家。自らも犯罪者として刑務所で服役した経験から、犯罪の防止を目指す団体“KRIS(Kriminellas Revansch I Samh¨allet―犯罪者による社会への返礼)”の発起人となり、犯罪や暴力に走る少年たちに対するケアを行なう。KRISの取材に訪れた作家アンデシュ・ルースルンドと出会い、『制裁』で作家デビューを果たす
ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
1975年生まれ。翻訳者。スウェーデン在住。国際基督教大学教養学部卒業、パリ第三大学近代仏文学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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GAKU
goro@80.7
ペグ
神太郎
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん