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ランダムハウス講談社文庫
カモミール・ティーは雨の日に―お茶と探偵〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 410p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270101872
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

拍手喝采に包まれ、雨の朗読会もいよいよ終盤。大トリを飾るのは、エドガー・アラン・ポーの詩だ。ところが最後の一節に入ったその時、雷鳴とともに一発の銃声が!殺されたのは、セオドシアがわずか数分前にお茶をさしいれたばかりの相手だった―。ショックを受けるセオドシア。けれど、さらなる試練が彼女を襲う。恋人からプロポーズされ、大事なティー・ショップを選ぶか、結婚を選ぶか、究極の選択を迫られてしまい…。恋に殺人事件に大忙しの第6弾。

著者等紹介

チャイルズ,ローラ[チャイルズ,ローラ][Childs,Laura]
広告代理店でライター兼プロデューサー、さらに自らが設立したマーケティング会社のCEO兼クリエイティブ・ディレクターを務めた後、シナリオライターになる。その後ミステリ作家を目指し、2001年に『ダージリンは死を招く』でデビュー

東野さやか[ヒガシノサヤカ]
上智大学外国語学部英語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クナコ

9
初読。コージー(なんちゃって)ミステリー第6巻。相変わらずミステリー要素は空回りしていて全くないが、アメリカ旅行に行きたくなる。米南部というと南北戦争や奴隷関係のしんみりした映画のイメージが強かった。だが本作を読むとアメリカの歴史地区や現地料理への興味が湧いてくる。ストーリーはおまけだと思って良い。それに加え、本作では米国人の恋愛観について考えさせられた。気持ちが離れ始めたら、まだ恋人と付き合っているうちから別の人とデートしてもあまり罪悪感は持たないのか、など。ちなみにカモミール要素はほぼない。2023/03/06

みちゃこ@灯れ松明の火

8
このシリーズはストーリーよりも出てくるお茶と料理にKO。日本でドレイトンのブレンドを実現できる所が出来ないものか…と期待してしまう。ストーリーは…相変わらず殺人事件に巻き込まれるセオ。今回は恋人のジョリーが嫌なヤツになって驚いた。犯人は…このお方でした。 2012/04/16

そら@真面目にダイエット中

7
なんだろう、ミステリーっていうか、ティーショップのドタバタってイメージが強い。コージーミステリーなのに、事件解決までに色々回収できてないっていうか。うーん。2021/06/22

ゆり

6
ティーカップ交換会楽しそう。今回、まぁ一応最後に調べていったのが結果犯人につながったのでこのシリーズにしては珍しいなと思った。いつもはなんか本当に犯人が自滅していってってかんじなので。2012/11/30

みにみに

5
お茶と探偵⑥今回もなかなかの迷探偵ぶり。不法侵入で入手したものには証拠能力ないんじゃ…と思わずにはいられない闇雲さが別の意味でスゴい。一方でティーショップでのイベントは本当にセンスが良くて大好き。ティーカップ交換会だなんて、次から次へと素敵なことを思いついてくれる。そして恋人ジョリーは転勤を期にここでまさかの退場?ティーショップ捨ててニューヨークには行けないものね。このコージーミステリーは恋愛要素が控えめだと思ってたけど、新たな候補も用意されていてお相手との関係の終わりや次との始まりが妙にリアルだなぁ。2023/03/01

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