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グーグルが描く未来―二人の天才経営者は何を目指しているのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 297,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270005903
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

グーグルは単なる序章にすぎない。僕たちが本当にやりたいことは「その先」にある。

今や知らぬ者などいない程の世界的な大企業、グーグル社。しかし、その創業者であるラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンについては、あまり知られていない。現在もその運営に大きな影響力を持ち続けているこの2人は、一体どのような人物なのか、そして彼らは、グーグルをどこへ導くつもりなのか。シリコンバレーを見つめ続けてきたジャーナリストが、世界を変えた2人の天才を追う。

内容説明

ラリー・ペイジとサーゲイ・ブリン―今の時代を生きてこの2人を知らないのは、19世紀後半に生きてトーマス・エジソンを知らないことに等しい。彼らはグーグルを創業し、インターネットを制するこの巨大企業の全権を握る存在、いや、この2人こそグーグルそのものといってもよい。秘密主義を貫く、謎めいた2人の創業者―彼らは何を考え、どんな未来を見通しているのか?より良い世界の創造を目指す理想主義者なのか?それとも世界中の情報を支配しようとする独裁者なのか?グーグルの未来、そして世界の未来を導く2人の天才の創造的思考を探る、注目のノンフィクション。

目次

1 サイバースペースの支配者
2 偶然の起業
3 秩序ある混沌
4 ラリーとサーゲイの経営ビジョン
5 万人のための広告
6 とびきりの天才が仕掛けた仰天の株式公開
7 チャイナ・シンドローム―グーグルが独裁者になる日
8 プライバシーはどうなってる?
9 残酷な図書館長
10 クラウド・コンピューティング
11 グーグルが電話会社になる?
12 検索の先へ―夢と現実の世界的問題を解決する

著者等紹介

ブラント,リチャード・L.[ブラント,リチャードL.][Brandt,Richard L.]
科学、テクノロジー、ビジネスの分野で25年の経歴を持つジャーナリスト・作家。ハービーマッド大学で数学を、デラウェア大学で工学を学んだのち、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で微生物学の学士号を取得。技術者として2年間デュポン社に勤務した後、ジャーナリストとして活動を始める。「ビジネスウィーク」記者、「アップサイド」編集長を歴任

土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。日本経済新聞社を経て、2008年にフリーに。米国公認会計士資格保有。経済・金融分野を中心に翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

18
これまで読んだGoogle関連本では一番わかりやすかった。 起業から2010年頃までの内容。アドセンスやアドワーズの内容はユーザー視点から描かれていて興味深い。一番驚いたのは「ペイジランク」かな(笑) 作り手になる者が思い描くもの。高みをもとめて何かを創り出そうとする以上の喜びはないだろう。報酬や評価はある種外野の何かでしかない。 「コンピュータ・サイエンティストやエンジニアらは、『信じられないようなことを成し遂げたい』という、ラリーとサーゲイが広めた熱病のような衝動に突き動かされていた」2016/12/11

maimai

10
あるガレージから始めたサービスがインターネットを通じて一夜にして世界を変えることができる。そんな夢物語のような話が現実になるのがいまなんですね。世界企業ランキング4位、保守的な派閥との戦い、あまりにも若すぎるCEO。人類の情報を整理する理念に基づき、ページランク等他の企業がやっていない独創的な方法でIT革命を引き起こしていった。Googleは世界が憧れる会社ですが、創業当初はペイジとブリン2人がガレージから始めた会社。そんな会社が20年余りでMicrosoftが脅威を感じる大企業に。企業にはドラマがあるな2020/08/18

越部社長

1
グーグル礼賛の部分が読んでいて鼻につくが、グーグルと言う企業の行動規範が「より良い世界をつくる」ということにあるということがよく分かって新鮮な驚き。利用者の便宜を第一に考え、それによって人を集め、人の集まるところには金も集まってくるという、理想主義的スパイラルが成功しているのは、経営者のぶれない哲学ゆえなのであろう。2011/01/07

oko1977

0
運ではなく理想を実現させる頭脳の持ち主だったんですね。9歳で大学院レベルの数学の問題がわかるってなんなの。ページランクの考え自体は前からあったそうだが、その価値を見抜く目とユーザエクスペリエンスを何よりも重視し、ネットのスケールを生かしたビジネスモデルを戦略としたこと、邪悪なことはするなという理想を貫くこと。生い立ちが彼らに信念を与え、頭脳が後押しする、非常に稀有な存在で、彼らならなにかしらで成功していたと感じた。2012/11/12

シバ

0
世界を変え、もっと良い世の中にしようという考え方は、経営者としてすばらしいと思う。2012/03/05

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