出版社内容情報
2011.3.11 東日本大震災 追悼詩集
被災地を中心に静かな共感の輪を広げた〈手作りの詩集〉、満を持して単行本化!
目次
祈り―あの日
かもめになって
がれき
つばめ
沈黙の海
悲しみの沈黙
祈り
いつ春がくるのだろう
水仙の花
小鳥〔ほか〕
著者等紹介
菊田郁[キクタイク]
元中学校教員、朗読サロン「虹の街」代表。1945年宮城県生まれ。東日本大震災で大きな被害をうけた気仙沼市大谷、南三陸町志津川、石巻市などで8年間にわたり教員として勤務。教員退職後の2006年12月、詩集『風のうたがきこえる』(丸善)を自費出版。2010年5月、仙台市内で朗読サロン「虹の街」設立、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もちまる
14
図書館本。東日本大震災をテーマに書かれた詩集。図書館で読みつつ、悲しく涙しそうになりました!2019/05/12
けんとまん1007
7
3.11。福島。一人でも多くの人に読んで欲しい。福島に象徴されるものという読み方もできると思う。切ない。ただただ、その事実をここに垣間見ることができる。詩だからこそ、伝わるものの大きさが違う場合がある。思い。2013/10/22
鍵盤の上で指を踊らせる詩人
1
読んでいて、心が痛み、考えさせられました。もう、これ以上、福島の悲劇を繰り返してはいけないと思います。多くの人に読んで頂きたい詩集に感じました。2016/03/20